1月18日、大学入試センターは平成29年度(2017年度)大学入試センター試験に関する中間集計を発表。受験者のうち、26万2,031人を対象にした各教科・科目の平均点を掲載した。東進は同日、合否ライン一覧を掲載。大学、学部・学科ごとの合格可能性を示している。 東進による「大学入試センター試験 東進合否ライン一覧」は、大学を国公立大学と私立大学に分け、合格可能性80%以上をA、65%以上をB、50%以上をC、35%以上をDとして判定する。判定基準で用いる得点率は、「傾斜配点における各判定得点の満点に対する比率」のこと。センター試験の得点を第一段階選抜にのみ利用する大学についても、センター試験得点を用いて判定している。 たとえば、東京大学理科三類のAライン得点は106点。得点率は96.55%。二段階選抜、いわゆる「足切り」については900点満点中670点を示している。 京都大学は、法学部のAライン得点が244点。得点率は90.37%。医学部医学科のAライン得点は240点。得点率は96.00%。 早稲田大学は、政治経済学部政治学科のAライン得点が772点。得点率は96.50%。同じく、政治経済学部経済学科のAライン得点は768点。得点率は96.00%。文学部文学科のAライン得点は766点で、得点率は95.75%だった。 1月18日は東進のほか、河合塾もバンザイシステム・ボーダーラインで合否ボーダーラインを公開しているほか、ベネッセ・駿台データネット2017もWebサイトで合格可能性判定基準を掲載している。