ファンタジー絵本「にじいろのネジ」ワークショップも展開

教育・受験 小学生

絵本「にじいろのネジ」
  • 絵本「にじいろのネジ」
  • 絵本「にじいろのネジ」(一部)
  • 絵本の最後のページには、ネジができるまでの工程が掲載されている
  • 図書館流通センター(TRC)監修のワークシート
  • ワークショップのようす
 ゲーム制作会社のエンジンズと、ネジ専門商社のコノエは1月20日、ネジの魅力を伝える絵本「にじいろのネジ」を象の森書房より発売した。また、図書館流通センターは、この絵本をもとに監修したワークシートを使った学習ワークショップを展開していく。

 エンジンズとコノエは、子どもたちにネジの役割と大切さを伝えるプロジェクト「虹色のネジ」を企画・運営している。同プロジェクトでは、子どもたちに馴染みの薄いネジの魅力を伝えるため、ファンタジー絵本「にじいろのネジ」を発売した。文は映画やドラマの監督・脚本を手掛ける安田真奈氏、絵はイラストレーターのはりたつお氏が担当している。

 ある日、ネジたちがネジ穴から抜けてネジのお城へと向かうのを見つけたボク。ネジ王子が「毎日がんばってモノをつないで、錆びてボロボロ。人間にこきつかわれるのはもうイヤだ」と、みんなを呼んでサボらせていた。ネジを失ったモノが次々と壊れ、世界が大混乱するストーリー。モノとモノをつなぐネジの大切さを織り込んだ、心温まる絵本だという。

 また、絵本の制作過程から図書館流通センター(TRC)が参加。TRCが監修した「図書館を使った調べる学習」のためのワークシートを使って、TRCが指定管理する全国の図書館で学習ワークショップ「虹色のネジ」を実施する。

 ワークショップでは絵本「にじいろのネジ」の読み聞かせたあと、ワークシートを利用していろいろなネジを探す。さらに、「自分だけの虹色のネジ」を楽しいイラストで表現することで、子どもたちに図書の利用を促すほか、ネジやネジの使われている機械や道具、家具への考察を深めることができる。

 2016年11月に兵庫県三田市立図書館で、ワークショップの導入テストを実施。参加した子どもの保護者からは、帰宅後も「家の中のネジを探したり、本を読んだりなど子どもに良い変化があった」という声が寄せられたという。

 今後、TRCでは「図書館を使った調べる学習」のコンテンツの1つとして、積極的にワークショップを展開していくとしている。

◆絵本「にじいろのネジ」
発売日:2017年1月20日(金)
大きさ:B5(ソフトケース)
ページ数:31ページ
価格:800円(税別)
出版社:象の森書房
販売場所:Amazon.co.jp
《外岡紘代》

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