東工大「大隅良典記念基金」設立、学生・若手研究者を支援

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 東京工業大学は1月25日、大隅良典栄誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞を機に、「大隅良典記念基金」を設立することを発表した。経済的支援が必要な学生のための修学支援、長期的な視点が必要な基礎研究分野における若手研究者の支援などを行うのが目的。

 大隅良典栄誉教授は、酵母の細胞遺伝学的な研究で、世界で初めて「オートファジー(自食作用)」のメカニズム解明に成功。2016年に、ノーベル生理学・医学賞を受賞した。癌などの治療技術への応用が期待されている。

 ノーベル賞の受賞に際し、大隅良典栄誉教授は「若い人がチャレンジングな課題に取り組める環境整備」「次世代を担う研究者の育成支援」について要望。このことにより同大学では、基礎研究の重要性を改めて認識し、大隅栄誉教授からの多額の寄附を原資として、基金を設立することを決定したという。

 東京工業大学では、創立130周年を契機に「東京工業大学基金」を創設しており、すでに2016年11月30日現在で30億円超を集めているが、「大隅良典記念基金」は、新たにその中に設立される。

 寄附金は、「学生に対する修学支援」「若手研究者に対する研究支援」「その他基礎研究を実施するための研究環境の整備」に活用するとのこと。将来の日本を支える優秀な人材の育成を目指し、日本の科学の発展に寄与するとしている。なお、具体的な支援事業の詳細については、今後検討の予定だ。

 基金の趣旨に賛同する個人および企業であれば、郵便局・銀行振込またはインターネットから、誰でも募金可能。詳細は東京工業大学Webサイト内の「大隅良典記念基金」に掲載されている。
《冨岡晶》

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