2018年卒生の就職人気企業は、1位「ANA」、2位「JAL」、3位「資生堂」であることが、学情が発表した就職人気企業ランキングより明らかになった。ANAは3年連続1位。ほか、BtoCメーカーの人気が目立った。一方、例年人気が高い総合商社と大手銀行は、前年からやや順位を下げた。 就職人気企業ランキングは、全国の2018年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生を対象に、イベントやWebサイトにてアンケートを実施。8,505名の有効回答を得た。学生は、就職希望企業を最大5社まで選択可能。 総合ランキングでは、1位「ANA(全日本空輸)」、2位「JAL(日本航空)」、3位「資生堂」。前年(2017年卒調査時)に引き続き、航空業界トップ2が総合ランキングの1位2位を占めた。ANAは3年連続1位を獲得。訪日客の増加などで業績が好調に推移し、採用トピックでは客室乗務員の正社員採用などもあり、人気が続いている。 人気の業界は、3位の資生堂を筆頭に、同業界に属する花王、コーセー、ライオンなどが軒並みランクアップ。また、100位以内で最多の業界は、食品メーカーの21社で、BtoCメーカーの人気が根強い。一方、例年人気が高い総合商社と大手銀行は、前年からやや順位を下げた。◆2017年卒の就職人気企業ランキング(総合ランキングトップ10)1位 ANA(全日本空輸)2位 JAL(日本航空)3位 資生堂4位 オリエンタルランド5位 JYBグループ6位 花王7位 伊藤忠商事8位 味の素9位 カゴメ10位 エイチ・アイ・エス(H.I.S)