英検テストファミリー、総志願者数339万超で前年度比105%

 日本英語検定協会(英検協会)は4月27日、「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」の2016年度(平成28年度)総志願者数が339万3,520人となったと発表した。前年度比105%で、全世代で均等な増加がみられたという。

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英検テストファミリー総志願者数
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 日本英語検定協会(英検協会)は4月27日、「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」の2016年度(平成28年度)総志願者数が339万3,520人になったと発表した。前年度比105%で、全世代で均等な増加がみられたという。

 英検協会は2014年より、ユニバーサルなスコア尺度「CSEスコア」によって英語力の伸長度を経年で把握できる「実用英語技能検定」「英検IBA」「英検Jr.」の総称を「英検テストファミリー」としている。公表されたのは、「英検テストファミリー」各テストの志願者数をまとめて集計した数値で、単体での志願者数は公表していない。

 2016年度「英検テストファミリー」受験状況は、総志願者数339万3,520人で、2015年度比16万8,162人増加の105%となった。

 世代別の受験者数は、小学生以下が37万729人で2015年度比104%、中学・高等学校(高専含む)が260万5,910人で同105%、大学(短大・専修学校含む)が6万8,944人で同104%、その他が34万7,937人で同105%。未就学児から成人まで全世代で104~105%と均等な増加となった。

 英検協会では結果について、全世代で英語学習熱の高まりがみられること、大学入試において4技能を評価できる外部の資格・検定試験の導入が加速していること、小学校英語の教科化にともない早期英語学習が活発になっていることなどをあげ、増加要因として考察している。
《勝田綾》

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