無料に驚き、ムサビの公式アプリ「博物図譜」が話題

 武蔵野美術大学 美術館・図書館の公式アプリケーション「MAU M&L 博物図譜」が話題だ。無料で17世紀から19世紀の解剖図、自然誌、航海記などの貴重書を閲覧できる。武蔵野美術大学客員教授の荒俣宏氏による解説映像コンテンツにも注目だ。

デジタル生活 その他
MAU M&L 博物図譜
  • MAU M&L 博物図譜
  • 武蔵野美術大学
 武蔵野美術大学 美術館・図書館の公式アプリ「MAU M&L 博物図譜」が話題だ。17世紀から19世紀の解剖図、自然誌、航海記などの貴重書を、無料で閲覧できる。武蔵野美術大学客員教授の荒俣宏氏による解説映像コンテンツ「博物図譜の楽しみ方」を収録。対応はiOSのみ。

 博物図譜は、武蔵野美術大学 美術館・図書館が所蔵する貴重書を、高精細画像と書誌情報、解説と合わせて閲覧できる無料アプリ。それぞれのページに表示される図譜は、自由に拡大して表示でき、精緻な印刷表現の細部まで楽しむことができる。貴重書は、タイトル順、カテゴリ順、年代順に並べ替えが可能。

 App Storeのカスタマーレビューには5月16日現在、「面白い」「よくぞやってくれました!という感じです」「無料でこんなに高解像度で見てもいいのか」など、好評の声が投稿されている。ネットユーザーも、「特筆すべきは、荒俣宏さんによる博物画の楽しみ方解説までついているところです」「これはいいものだ」と、アプリの内容に驚いているようだ。

 これまでのバージョンアップでは、博物図譜の追加や「航海記を地図で見る」機能を追加。アプリの対応環境はiOSのみ。詳細はApp Storeで確認できる。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top