AIがテストデータを診断・分析、ワオ・コーポレーション×DNPが共同開発

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 ワオ・コーポレーションと大日本印刷(DNP)は、小学校でのテストの結果を短時間で処理し、評価と対策を同時に提供するシステムを開発。個別の能力にあった教材を提供するサービスを9月から開始する。

 新しいテストシステムは、小学校で行われる単元や期末テストなどのテストデータを、クラウド上で短時間で自動的に分析。テスト結果に応じて、ひとりひとりの能力や特性にあった教材を個別に提供する。

 テストシステムでは、AI機能を持つ「現代テスト理論」を分析手法に取り入れた統計処理を活用。個人の能力や特性を見極め、個別に対応する教材の提供が可能だという。

 活用している現代テスト理論は、「項目反応理論」と「潜在ランク理論」。「項目反応理論」は、テスト問題に対する個別の解答の傾向を測る正答確率モデル。「潜在ランク理論」は、個別の能力の安定性や可能性を示唆する潜在特性モデル。新テストシステムの監修は日本テスト学会理事の服部環法政大学教授が務めた。同学会理事の荘島宏二郎准教授も継続的な助言を行っている。

 9月からのサービス提供開始に先駆けて、奈良県奈良市立小学校の全43校でのシステムの採用が決定。今後は全国の自治体や学校に紹介していく予定。システムの活用により、教員はテスト後に効率的な指導が可能になるという。
《神山千寿子》

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