大学・短大教員、平均年齢は過去最高…H28年度学校教員統計調査(中間報告)

 文部科学省は9月14日、学校教員統計調査の平成28年度中間報告結果概要を公開した。平成28年度の本務教員数は小学校が38万11人、中学校が23万2,513人、高等学校が22万6,802人。大学は18万4,838人。

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 文部科学省は9月14日、学校教員統計調査の平成28年度中間報告結果概要を公開した。平成28年度の本務教員数は小学校が38万11人、中学校が23万2,513人、高等学校が22万6,802人。大学は18万4,838人。大学、短期大学、高等専門学校の教員平均年齢は過去最高で、それぞれ大学が49.1歳、短期大学が52.2歳、高等専門学校が47.7歳だった。

 文部科学省は、学校の教員構成ならびに教員の個人属性、職務態様および異動状況などを明らかにするため、3年ごとに学校教員統計調査を実施している。9月14日には、平成25年度につぐ平成28年度調査の一部を取りまとめ、中間報告として公表した。

 教員の平均年齢を見ると、公立の幼稚園・小学校・中学校では前回の平成25年度調査より低下しており、それぞれ公立幼稚園が41.0歳、公立小学校が43.4歳、公立中学校が43.9歳だった。

 一方、私立幼稚園および公立高等学校は前回調査時より上昇しており、それぞれ私立幼稚園が35.3歳、公立高等学校が46.0歳だった。大学、短期大学、高等専門学校はすべての学校種において上昇しており、平成10年度の調査開始時から過去最高となった。

 学校教員統計調査の確定値は平成30年3月に公表予定。
《佐藤亜希》

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