世界に高い影響力を持つ科学者リスト、日本から72名選出

教育・受験 先生

 クラリベイト・アナリティクスは米国時間の2017年11月15日、「高被引用論文著者(Highly Cited Researchers)2017年版」を公表した。科学研究の各分野において世界で高い影響力を持つ科学者を論文の引用動向から分析し、日本からも72名を選出している。

 クラリベイト・アナリティクスは、学術情報や知的財産、ライフサイエンスに関する世界的な情報サービス企業。「高被引用論文著者」の発表は4年目。

 「高被引用論文著者」のリストでは、自然科学および社会科学の21の研究分野において、2005年1月から2015年12月の間に被引用数が非常に高い論文を発表した研究者3,300名以上を特定。900の学術機関に所属する研究者による13万件の論文を選定している。このうち147名の著者は、高被引用文献が複数の研究分野で判定。3つの研究分野にわたって判定された著者も20名いた。

 日本からは、72名が選出されている。そのうち、XU Qiang氏(AIST:産業技術総合研究所)、Watanabe Kenji氏(NIMS:物質・材料研究機構)、Taniguchi Takashi氏(同NIMS)の3名は複数の研究分野で判定されている。

 クラリベイト・アナリティクスによると、論文が引用される頻度の高さは、その研究者の論文が、世界の他の研究者にとって裏付け、影響、インスピレーションの源、異議や批判を与えた度合を示している。引用動向を分析することで、世界の科学コミュニティから一貫して認められ、影響力が高い研究者だと特定することができるという。

 分析報告リポートでは、発表直後から短期間のうちに、被引用回数が急速に増えた論文を指す「ホットペーパー」のランキングも掲載。新研究における2014年以降の被引用回数(2016年12月時点で算出した数値)に基づき、14件以上のホットペーパーを発表した21名の研究者を掲載している。

 2017年の高被引用論文著者リストは、クラリベイト・アナリティクスのWebサイト(英文)から閲覧できる。また、分析報告リポートもクラリベイト・アナリティクスのWebサイト(英文)よりダウンロードできる。
《奥山直美》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)