実用書や児童書を専門に取り扱うrepicbook(リピックブック)は10月10日、読書感覚でプログラミングの基礎的な知識を身に付けることができる入門書「子どもの考える力を育てる ゼロから学ぶプログラミング入門」を発売した。定価は1,500円(税別)。 2020年度の学習指導要領改訂に伴い、小学校で必修化されるプログラミング教育が注目されている。「子どもの考える力を育てる ゼロから学ぶ プログラミング入門」は、プログラミングのことをまったく知らない初心者にも抵抗なく理解できるよう、プログラミングについてやさしく解説する。物語を読むだけで論理的思考が育まれる「理解編」と、プログラム言語Scratch(スクラッチ)で実際のプログラムを体験できる「実践編」の2部構成により、知識だけでなく実践力も身に付けることができる。 第1章は、3匹のネズミたちが掃除や料理といった日常生活の中からプログラミング的思考を学ぶストーリー「ネズミ探偵団と謎の怪盗事件~おそうじロボットの世界~」。サンドイッチの作り方を参考にしながらアルゴリズムなどのプログラミングに必要な知識を得て、身近な素材をプログラミングと関連付けることで、誰にでも簡単にプログラミング的思考を身に付けられるという。 第2章では、MITメディアラボが無償で提供しているプログラム言語「Scratch」を使ってプログラミングを実践しながら学習する。本格的なシューティングゲーム作りも学べる。◆子どもの考える力を育てる ゼロから学ぶプログラミング入門著者:すわべしんいち監修:熊谷正朗絵:典(てん)定価:1,500円(税別)規格:B5サイズ、160ページ目次:【第一章】ネズミ探偵団と謎の怪盗事件~おそうじロボットの世界~【第二章】実際にプログラムを体験してみよう!・Scratchの世界・ゲームの世界・おまけ