保護者と学校、安否連絡を円滑に…災害時の安否確認ハンドブック

生活・健康 先生

 東京都総務局は、学校などの都内施設の防災担当者に向けた「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」を作成した。平成29年11月中に、都内に所在する幼稚園・保育所、各学校などに配布予定。「東京都防災ホームページ」からもダウンロードできる。

 災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」は、東京都の「2020年に向けた実行プラン」にかかる事業として、学校などの施設における安否確認体制や連絡方法の参考となるよう作成されたもの

 作成の背景には、都民を対象に行った調査において、災害発生時に帰宅困難者となった場合にもっとも心配だとされたのが「家族の安否情報」だったことがある。不安を解消するためには、災害発生時に児童生徒が所属する学校や保育所などから安否を円滑に連絡することが重要であるとして、児童生徒の安否連絡方法を盛り込んだハンドブックとなるよう作成された。おもな対象は学校など都内施設の防災担当者などを想定している。

 「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」のポイントは、大規模災害発生時における児童生徒の安否確認の重要性、事前準備、安否連絡の際の文例やQ&Aなどで構成。

 安否情報の連絡に利用する手段については、情報連絡メールやWebサイト、電話、SNSなどさまざまな情報伝達方法を紹介し、該当手段のメリットや注意点を提示。実際に導入している渋谷区や新潟県長岡市の参考事例とともに掲載している。そのほか、災害発生時に活用できる安否確認チェックリストや、英文の連絡用参考文例なども掲載。サイズはA5版とコンパクトで使いやすくなっている。

 東京都は平成29年11月中に、幼稚園・保育所・小学校・中学校・中等教育学校・高等学校・特別支援学校・学童クラブ・児童館など、都内に所在する約1万1,000施設に配布する予定。今後の取組みに際し、積極的に活用してほしいという。
《黄金崎綾乃》

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