日大三島を徹底公開、ICT公開授業や生徒総会2/17

 日本大学三島高等学校・中学校は、大規模学校公開イベント「#徹底公開@日大三島」を2018年2月17日に開催する。約45クラスによるICT公開授業や、SNSにおける情報リテラシーをテーマにした生徒総会、有識者によるパネルディスカッションなどが行われる。

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 日本大学三島高等学校・中学校は、大規模学校公開イベント「#徹底公開@日大三島」を2018年2月17日に開催する。約45クラスによるICT公開授業や、SNSにおける情報リテラシーをテーマにした生徒総会、有識者によるパネルディスカッションなどが行われる。

 「#徹底公開@日大三島」は、グローバル人材育成を目指し、キャリアデザインを通して21世紀型スキルの習得を目指す日大三島の教育内容を広く公開し、来校者とともに今後のICT教育の進むべき方向性について考えることを目的としたイベント。しずおか県グローバルハイスクール事業の成果発表会を兼ねて実施する。

 当日は、外部有識者として近畿大学附属高等学校・中学校の乾武司先生や、ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社で多くの学校現場に導入されている学習支援クラウドサービス「Classi(クラッシー)」を展開するClassiの加藤理啓副社長、タブレット向け授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」を提供するLoiLoの杉山浩二CEOを迎えたパネルディスカッションを開催。日大三島の大川先生や生徒代表の生徒会長・副会長も参加し、「情報リテラシーとは」「SNSに対する生徒と教師間の温度差を埋める」などのテーマで専門的見地から最新事情を交えた意見交換を行う。ファシリテーターはZ会ICT事業部・iOSコンソーシアム文教WGの野本竜哉氏が務める。

 日大三島では、現在高校1・2年生および中学3年生の約1,500名が1人1台iPadを所有し、2018年度には全校生徒約2,000名がiPadを所有・活用する環境が整備されるという。今回の「ICT公開授業」では約45クラスを自由に見学することが可能。教育ICTの導入方法やさまざまな授業事例を見ることができる。また、生徒会が主催する「公開生徒総会」では、「SNSにおける情報リテラシーについて考える」をテーマに、現在学内での使用に制限があるSNS使用について、正しい使い方を身につけることの必要性を踏まえ、利用方法を見直す提言を行う。

 そのほか「公開授業参観」や「ICT事例説明会(導入相談会)」などを実施。参加対象は、静岡県内外の高校や小中学校、各教育関係機関、報道関係など。参加には事前申込みが必要で、2017年11月27日~2018年2月15日の期間にWebサイトで受け付ける。なお、イベント終了後には会費制の懇親会も予定されている。

◆#徹底公開@日大三島~しずおかグローバルハイスクール関連事業~
日時:2018年2月17日(土)8:40~16:10(受付開始8:10)※17:00より懇親会
場所:日本大学三島高等学校・中学校(静岡県三島市文教町2-31-145)
対象:静岡県内外の高校や小中学校、各教育関係機関、報道関係など
参加費:無料(懇親会は別途会費4,000円)
申込方法:Webサイト「こくちーずプロ」の「#徹底公開@日大三島」ページより申し込む
申込期間:2017年11月27日(月)~2018年2月15日(木)23:59
《畑山望》

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