【高校受験2018】東京都立高校入試、国語の解答用紙を変更

 東京都教育委員会は平成29年12月1日、平成30年度(2018年度)都立高等学校入学者選抜において、国語学力検査の記述式問題の解答欄を大きくし、記号選択式問題の並び方を変えることを発表した。

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 東京都教育委員会は平成29年12月1日、平成30年度(2018年度)都立高等学校入学者選抜において、国語学力検査の記述式問題の解答欄を大きくし、記号選択式問題の並び方を変えることを発表した。サンプル解答用紙をWebサイトに掲載している。

 国語の学力検査では、受検者が記述する問題として、これまで50字以内で人物の話す言葉を書いたり、200字以内でテーマについて授業中に発表する言葉を書いたりする問題などを出題してきた。平成30年度入試からは、字をより書きやすくするために、1マスの大きさをこれまでの解答用紙よりも大きくする

 記述問題の解答欄を大きくすることに伴い、記号選択式問題の解答欄の並び方が、マークシート方式・マークシート方式でない解答用紙ともに変わる。平成29年度までは、右から左に解答する並び順だったのが、平成30年度入試では、上から下に解答して隣の列に進む並び順になる

 また、平成30年度入学者選抜の受検者にマークシート方式の解答方法に慣れてもらうため、平成29年度入学者選抜のマークシート解答用紙(数学、英語、社会、理科)をWebサイトに掲載している。

 なお、都立高等学校入学者選抜では、第一次募集・分割前期募集および分割後期募集・第二次募集において、共通問題を使用して学力検査を実施するすべての高校(島しょの高校を除く)で「マークシート方式」による入試を実施している。
《工藤めぐみ》

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