【中学受験】7割はすでに計画あり、合格をつかむ「冬休みの過ごし方」

 中学受験を目指す子どもを持つ保護者の71%がすでに冬休みの計画を立てていることが、中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」の調査結果より明らかになった。短い冬休みは事前に計画を立てるのがポイントだという。

教育・受験 小学生
 中学受験を目指す子どもを持つ保護者の71%がすでに冬休みの計画を立てていることが、中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」の調査結果より明らかになった。短い冬休みは事前に計画を立てるのがポイントだという。

 冬休みの過ごし方に関する調査は、アクセラレーテッドラーニングジャパンが運営する中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」に会員登録するメルマガ会員のうち、中学受験を目指す子どもを持つ保護者161名を対象に実施。調査期間は2017年11月15日~11月22日。

 冬休みの学習計画をたてているかについて、「大まかに立てている」56%、「まだ立てていない」29%、「具体的に立てている」15%。71%がすでに計画を立てていた。

 年末年始も子どもに勉強させるかについて、「はい」76%、「いいえ」24%。アンケート回答者の約9割が4~6年生の子どもを持つ保護者であることから、年末年始も勉強させるという回答が約8割を占めた。

 冬期講習で不安に思っていることは、「苦手が解消しない」が約半数ともっとも多く、「宿題が多すぎて消化できない」「不安はない」「内容が簡単・難しすぎる」などが続いた。そのほかの回答では、「本番直前期になるのでインフルエンザや風邪などがうつったら嫌だ」「元旦以外授業なので、体調管理が不安」など体調管理を心配する意見もあった。

 主任相談員の西村則康先生は、「注意すべきなのは、冬休みは夏休みに比べて短く、かつ年末年始を挟んでいるのでばたばたするということです。短い冬休みは事前に計画を立てて上手に過ごしましょう。特に『学年が変わるまでに確実に身に付けておきたい単元』『塾の冬期講習のカリキュラムで、絶対必要なもの、不必要なもの』を把握しておけば、冬期講習の何を受講して何を受講しないのか見当がつけられます。さらに、『冬休み(前後)で、冬期講習のない日、学校が午前中だけの日』を調べておけば、復習に充てたい日を冬休みとその前後まで視野に入れて確保できます」とコメントしている。

 中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」は、子どもが中学受験を目指して大手進学塾に通っているものの、なかなか成績が伸びないことに悩む保護者に向けて、塾の使い方をガイドとして誕生したWebサイト。中学受験のテクニックや正しい知識、ぐんぐん成績を伸ばすための情報を提供している。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top