H29年3月卒、教員就職者数最多は「愛知教育大学」453人

 文部科学省は2018年2月7日、国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成29年3月卒業者の就職状況などについて発表した。教員就職率は鳴門教育大学が92.1%ともっとも高く、教員就職者数は愛知教育大学が453人ともっとも多かった。

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 文部科学省は2018年2月7日、国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成29年3月卒業者の就職状況などについて発表した。教員就職率は鳴門教育大学が92.1%ともっとも高く、教員就職者数は愛知教育大学が453人ともっとも多かった。

 国立の教員養成大学・学部の就職状況の調査は、国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の44大学・学部を対象に、平成29年3月卒業者の平成29年9月30日現在の教員就職状況を調べたもの。

 国立の教員養成大学・学部(教員養成課程)の平成29年3月卒業者1万816人のうち、教員就職者は6,414人。このうち正規採用は4,168人、臨時的任用は2,246人だった。卒業者から進学者(1,163人)と保育士への就職者(155人)を除いた教員就職率は67.5%と前年と比べて0.1ポイント増加した。

 大学ごとの教員就職率(卒業者から進学者および保育士を除く)は、「鳴門教育大学」92.1%がもっとも高かった。ついで、「大分大学」85.2%、「兵庫教育大学」83.4%。

 教員就職者数(臨時的任用を含む)は、「愛知教育大学」453人がもっとも多く、「北海道教育大学」403人、「東京学芸大学」401人などが続いた。
《桑田あや》

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