デジハリ大学院「NUNOANI塾」と提携、アニメプロデューサーを育成

 デジタルハリウッド大学大学院の研究実践科目「アニメラボ」は、アニメ制作会社ぴえろ最高顧問の布川郁司氏が塾長を務める「NUNOANI塾」と提携し、2018年4月よりアニメプロデューサー育成に着手することを発表した。

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アニメラボ×NUNOANI塾
  • アニメラボ×NUNOANI塾
  • 布川郁司氏(株式会社ぴえろ 最高顧問)
  • 本間修氏(東映アニメーション株式会社 製作開発室長)
  • 西岡純一氏(株式会社スタジオジブリ 広報部部長)
  • 高橋光輝氏(デジタルハリウッド大学大学院 教授)
デジタルハリウッド大学大学院の研究実践科目「アニメラボ」は、アニメ制作会社ぴえろ最高顧問の布川郁司氏が塾長を務める「NUNOANI塾」と提携し、2018年4月よりアニメプロデューサー育成に着手することを発表した。

『アニメ学』や『コンテンツ産業論』といった著作を持つ高橋光輝教授の「アニメラボ」は、日本アニメのビジネスモデルの研究や収益性の高いパートナーシップの模索をはじめ、海外との共同製作、二次利用などによるライブ・舞台・地域の活性化など、アニメを包括的かつ実践的に研究している科目である。

一方、『魔法の天使クリィミーマミ』や『NARUTO』、『おそ松さん』などを生み出してきた「スタジオぴえろ」創設者の布川氏による「NUNOANI塾」は、アニメをはじめとする映像業界の次世代を担うプロデューサーや演出家の人材育成を目的にした私塾。2012年に設立され、講師には布川氏本人だけでなく第一線で活躍する豪華な業界人が名を連ねている。
現在は5月開講の第6期生を受け付けており、3月10日には入塾説明会が実施される予定だ。

今回の提携は、両機関の「世界に通用する作品を想像できる人材とプロデューサー力の育成がアニメ業界の急務である」という認識の合意によるもの。
4月からの特別講義は年間を通じて行われ、第1回目では「アニメビジネスで今何が起きているのか。アニメ産業で必要な人材とはどのような人材か?」などアニメ業界が抱える課題について、様々な専門家によるディスカッションを通じて明らかにしていく。

なおこの特別講義の第1回目については、参加無料で誰でも受講することができる。アニメプロデューサー志望者にとっては、両機関による学びを体験できるまたとない機会となりそうだ。

アニメラボ×NUNOANI塾 提携講座「アニメビジネスで今何が起きているのか?」
<第1回特別講義>
日時: 2018年3月8日(木)19:20~21:50(19:15開場)
会場: デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
費用: 無料
ゲスト: 布川郁司氏(株式会社ぴえろ 最高顧問)
     本間修氏(東映アニメーション株式会社 製作開発室長)
     西岡純一氏(株式会社スタジオジブリ 広報部部長)
モデレーター: 高橋光輝氏(デジタルハリウッド大学大学院 教授)

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]

デジタルハリウッド大学大学院が「NUNOANI塾」と提携 アニメプロデューサー育成に注力

《仲瀬 コウタロウ》

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