平成30年3月7日(水)、平成30年度(2018年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。全日制課程の募集定員6,884人に対し、7,269人が受検し、受検倍率は1.06倍だった。リセマムでは、京進の協力を得て、「国語」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。◆京都府 中期選抜<国語>講評(京進 提供)大問一 古文「続古事談」〔標準〕大問二 論説文「脳は美をどう感じるか」川畑秀明〔やや易〕 古文6問、論説文14問という配分、読解問題が選択肢、抜き出し形式での出題であるのは例年通りであった。 古文では読解に必要な知識の定着をみる問題が中心。内容理解は会話文形式で出題され、読解の手がかりとなっている。 論説文は、比較的内容が読み取りやすいものであった。定番となっていた本文との内容一致の選択肢問題は出題されず、細部理解に関する問題が多かった。 漢字、文法等の知識事項は中学校で学習する内容が幅広く出されるが基本的なものである。--- 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。-- このレポートは平成30年3月8日(木)に京進が作成したもの。協力:京進