大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は2018年4月19日、「ここ20年で社会的評価が高まったと思う大学ランキング」を発表した。1位に「東京大学」、2位に「京都大学」が選ばれ、3位には多方面で話題を集める「近畿大学」がランクインした。 教育進学総合研究所が、全国の社会人を対象に大学についてアンケート調査を実施。質問項目に3校連記で書いてもらい、1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントとして集計し、ランキングとしてまとめた。 「ここ20年で社会的評価が高まったと思う大学ランキング」は、1位「東京大学」845ポイント、2位「京都大学」717ポイント。トップ2大学が、3位以下を大きく引き離し、高い評価を受けた。 3位にランクインしたのは「近畿大学」で385ポイント。有名プロデューサーによる入学式、近大マグロの研究など、多方面で話題を集めるとともに、2014年からは志願者数日本一も連続で獲得。近年大きく評価を高めていることが、ランキングにも表れている。 4位は「早稲田大学」368ポイント、5位は「慶應義塾大学」364ポイント。教育進学総合研究所では、「4位の早稲田大や5位の慶應義塾大なども含め、20年前にも十分に高い社会的評価を得ていたトップ校が上位に来ているのは、長期にわたり最先端の教育研究を牽引してきたことをイメージしているからだろうか」と分析している。 ランキングは、大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」に今週の無料記事として掲載されている。会員(月額324円)になると、大学通信が独自調査した大学ランキングなど、すべての記事が閲覧できる。◆ここ20年で社会的評価が高まったと思う大学ランキング1位「東京大学」845ポイント2位「京都大学」717ポイント3位「近畿大学」385ポイント4位「早稲田大学」368ポイント5位「慶應義塾大学」364ポイント6位「青山学院大学」221ポイント7位「明治大学」212ポイント8位「東北大学」155ポイント9位「大阪大学」152ポイント10位「国際基督教大学」141ポイント