自動車運搬船をバーチャル見学、商船三井が開発

 商船三井は、ナーブのVR(仮想現実)ソリューションを活用し、次世代自動車運搬船のバーチャル訪船(見学)コンテンツ「Vessel View VR」を導入した。

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BELUGA ACE
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  • 次世代自動車運搬船のバーチャル訪船コンテンツ「Vessel View VR」のイメージ
商船三井は、ナーブのVR(仮想現実)ソリューションを活用し、次世代自動車運搬船のバーチャル訪船(見学)コンテンツ「Vessel View VR」を導入した。

コンテンツによって、2018年3月に竣工した商船三井の次世代型自動車船「FLEXIEシリーズ」1番船、「BELUGA ACE」のバーチャル訪船が可能となった。

この船は全長199.9m、全幅32.2mと巨大で、時間が限られている場合に船内全域を見学するのは難しい。実際の訪船では、一度に受け入れる人数や船内の移動、訪船の場所など、制限があるほか、従来の船の設計図や写真を見るのでは、構造が直感的に把握しにくかった。

今回の取り組みでは、船内300カ所から撮影した360度写真・動画を、ナーブのVRソリューションと組み合わせることでバーチャル訪船を可能とし、船内の様々な場所を直感的に把握可能になる。

商船三井では、コンテンツを今後も充実させ、顧客への説明や、乗組員を含む社員の安全意識向上、教育に活用し、世界最高水準の安全運航の実現を目指すとしている。

自動車運搬船をバーチャル見学できるコンテンツ 商船三井が開発

《レスポンス編集部@レスポンス》

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