和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドで、2018年8月14日午後10時32分にジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生した。出生時の体重はわずか75g。現在、保育器に入れてスタッフが懸命に授乳のサポートを行っている。 ジャイアントパンダのオス「永明(えいめい)」(25歳)とメス「良浜(らうひん)」(17歳)との間に赤ちゃんが誕生したのは2年ぶりのこと。今回の出産で、アドベンチャーワールドで誕生した赤ちゃんは16頭目、「永明」は15頭の父親、「良浜」は9頭の母親となった。 ジャイアントパンダの赤ちゃんの性別はメスで、出生時の体重はわずか75g。これは、アドベンチャーワールドで過去もっとも小さく生まれたオスの赤ちゃん「明浜(めいひん)」の当時の体重84gよりも軽い。体が小さく自力で母乳を吸うことができず、現在、保育器でスタッフが授乳のサポートを行い、赤ちゃんの健康状態を見守っている。 アドベンチャーワールドは赤ちゃんの公開日について、親子のようすを見ながら決定し、案内するとしている。