第12回「国際地学オリンピック」金3名、銀1名…11年連続メダル獲得

 タイ・カンチャナブリーで開催された第12回国際地学オリンピックにおいて、日本代表として参加した高校生4名全員がメダルを獲得した。受賞内容は、金メダル3名と銀メダル1名。大会への参加開始以来、11年連続で日本代表全員のメダル獲得となった。

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 タイ・カンチャナブリーで開催された第12回国際地学オリンピックにおいて、日本代表として参加した高校生4名全員がメダルを獲得した。受賞内容は、金メダル3名と銀メダル1名。大会への参加開始以来、11年連続で日本代表全員がメダルを獲得した。

 国際地学オリンピック(IESO)は、国際地質科学連合(IUGS)の下部組織が支援するInternational Geoscience Education Organization(IGEO)の主要活動として創設された、高校生のための地学の国際大会。2007年の第1回大会以来毎年開催され、日本は2008年から参加を開始。毎年4名の生徒を派遣している。

 成績優秀者には、金メダル(参加者の約10%)、銀メダル(同20%)、銅メダル(同30%)が与えられる。日本代表はこれまで10年連続で4名全員がメダルを獲得。第10回大会では金メダル3名と銀メダル1名、第11回大会では金メダル2名と銀メダル2名など、毎年優秀な成績を収めている。

 第12回国際地学オリンピックは、タイ・カンチャナブリーにて2018年8月8日から8月17日まで開催された。参加人数は38か国・地域の139名。日本からは、代表に選抜された4名と特別派遣(ゲスト参加であり表彰対象にならない)2名の高校生が参加した。

 金メダルを受賞したのは、筑波大学附属駒場高等学校(東京都)3年の青沼惠人さん、甲陽学院高等学校(兵庫県)2年の大野智洋さん、栄光学園高等学校(神奈川県)3年の田中匠さん。銀メダルを受賞したのは、高田高等学校(三重県)3年の河村菜々子さん。

 参加生徒は表彰式までの全日程を終え、2018年8月17日に帰国した。
《荻田和子》

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