食品会社や地元高校など17体験ブース「食と科学のふしぎ博」9/22大阪

 理数専門出版社として教科書などの発刊を行う新興出版社啓林館は2018年9月22日、「食」を切り口に学校で学ぶ理科が身のまわりにどう生かされているかを伝えるイベント「食と科学のふしぎ博」を開催する。入場無料。17の企業・団体が参加体験ブースを設ける。

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 理数専門出版社として教科書などの発刊を行う新興出版社啓林館は2018年9月22日、「食」を切り口に学校で学ぶ理科が身のまわりにどう生かされているかを伝えるイベント「食と科学のふしぎ博」を開催する。入場無料。17の企業・団体による参加体験ブースが設けられ、当日整理券で参加できる。

 理数専門出版社として創業以来70年にわたり教科書や自習書、児童書の発刊を行っている新興出版社啓林館は、子どもたちに「教科書を突き抜けた実感を届けたい」との想いから、身近にあふれる科学を「食」を切り口に伝えるイベント「食と科学のふしぎ博」を開催する。

 イベントには趣旨に賛同した17の企業・団体が参加し、実験や展示、演示などの体験ブースを設ける。雪印メグミルクは「牛のミルクからバターができるまで」を実施。東洋水産は「だしの秘密」、伊藤園は「水溶液としてお茶を見てみよう」、味の素は「味のふしぎ~アミノ酸ってなあに?」など、各企業が自社が扱う食品を通して科学の不思議や魅力を伝える。

 また、大阪府立農芸高校・食品加工科は「砂糖の熱変化」を、大阪府立農芸高校・資源動物科は近畿生乳販売農協連合会とともに「模擬搾乳の体験」を実施。武庫川女子大学は「浮く野菜・沈む野菜」を行うなど、近畿圏の高校・大学も参加し子どもたちに科学や食の楽しさを伝える。

 イベントは入場無料、事前予約不要。体験ブースも基本的に無料で参加できるが、一部体験料が必要なブースもある。定員制のブースは当日整理券を配布。随時開催のブースは当日いつでも参加できる。会場ではステージイベントなども開催される。

◆食と科学のふしぎ博
日時:2018年9月22日(土)10:00~17:00(最終入場16:30)
会場:大阪南港ATC ITM2F(ハーバーアトリウム・セントラルアトリウム)
入場料:無料(一部体験ブースは体験料がかかる場合あり)
参加方法:事前予約不要、当日整理券を配布
参加企業・団体(50音順):
旭松食品、味の素、伊藤園、大阪糖菓、大阪府立環境農林水産総合研究所、大阪府立農芸高等学校、恩地食品、近畿生乳販売共同連合会、三信化工、東洋水産、日本昆布協会、ハチ食品、武庫川女子大学、明治、めんたいパーク大阪ATC、湯浅醤油、雪印メグミルク
《畑山望》

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