面倒見が良い大学ランキング2018、進路指導教諭が評価する14年連続トップは…

 大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は、「面倒見が良い大学ランキング2018」を発表した。「金沢工業大学」が2位以下に大きく差をつけ、14年連続で1位に選ばれた。トップ10のうち、8校が私立大学であった。

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面倒見が良い大学ランキング2018
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 大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は、「面倒見が良い大学ランキング2018」を発表した。「金沢工業大学」が2位以下に大きく差をつけ、14年連続で1位に選ばれた。トップ10のうち、8校が私立大学であった。

 大学通信が、全国の進学校2,000校の進路指導教諭を対象にお勧めの大学についてアンケート調査を実施。面倒見が良いと思う大学を5校記入してもらい、1位5ポイント、2位4ポイント、3位を3ポイント、4位2ポイント、5位1ポイントとして集計し、ランキング化した。

 「面倒見が良い大学ランキング2018」は、1位「金沢工業大学」426ポイント、2位「東北大学」165ポイント、3位「武蔵大学」142ポイント、4位「国際教養大学」91ポイント、5位「産業能率大学」79ポイント。1位の金沢工業大学は、2位に261点の大差をつけ、14年連続のトップに輝いた。

 「金沢工業大学」は、学習支援を中心とした教育への評価が高かった。進路指導教諭からは「入学後にしっかり力をつけるカリキュラム、教育である」(北海道・公立高校)、「幅広い学力の学生に対して、きめ細かなメニューを用意し、支援を行っている」(山口・公立高校)など、具体的な声が寄せられた。

 2位の「東北大学」は、国立大学としては唯一のトップ10入り。ゼミナール形式の授業で有名な3位の「武蔵大学」は、「1年次よりゼミなどで少人数教育を行っている」(東京・公立高校)など、ゼミと少人数教育を評価する声が多かった。

 トップ10のうち、1位の「金沢工業大学」など8校が私立大学。国立大学は2位の「東北大学」、公立大学は4位の「国際教養大学」のみだった。

 ランキングは、教育進学総合研究所に今週の無料記事として掲載されている。会員登録(月額324円)すると、すべての記事が閲覧できる。

◆面倒見が良い大学ランキング2018
1位「金沢工業大学」426ポイント
2位「東北大学」165ポイント
3位「武蔵大学」142ポイント
4位「国際教養大学」91ポイント
5位「産業能率大学」79ポイント
6位「福岡工業大学」74ポイント
7位「明治大学」63ポイント
8位「東京理科大学」55ポイント
9位「昭和女子大学」「立命館大学」54ポイント
《奥山直美》

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