大学入試センターは2019年1月24日、平成31年度（2019年度）大学入試センター試験の再試験の実施について、追加情報を公表した。24日時点の再試験受験対象者は、10会場10試験場の144人。そのうち、再試験受験希望者は43人、希望確認中は39人。 2019年度大学入試センター試験は、2019年1月19日・20日に実施。大学入試センターは、センター試験2日目の1月20日午後9時50分に再試験受験対象者（一覧）を発表し、その後、1月23日・24日に追加情報を公表している。 1日目は、福島大学および大阪商業大学の「地理歴史、公民」、神田外語大学の「国語」、横浜国立大学の「外国語（筆記）」で正規の試験時間を確保していなかったこと、修文大学の「リスニング」で解答開始後に問題冊子を配付したなどの理由により、7大学7試験場103人が対象者となった。そのうち、42人が再試験受験を希望している。 2日目は、共立女子大学の「理科（1）」で誘導員の対応誤り、津田塾大学の「数学（2）」「理科（2）」で大学入試センターでの対応遅れ、埼玉大学の「数学（1）」で事故への対応誤りにより、3大学3試験場41人が対象者となった。そのうち、埼玉大学の対象者39人には受験希望を確認中。1月24日時点では、津田塾大学の対象者1人が再試験受験を希望している。 2019年度大学入試センター試験の志願者数は57万6,830人。大学入試センター試験の実施要項によると、追・再試験は2019年1月26日・27日に実施。試験の受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差値などの最終発表は、2月7日に行う。
