風しんの累計患者数2,000人超え、最多は東京都

 国立感染症研究所は2019年7月30日、風しん流行に関する緊急情報(7月24日現在)を発表した。第29週(7月15日~21日)の患者報告数は前週より31人増加し、累計2,004人となった。都道府県別の人口100万人あたりの患者報告数は、東京都の54.5人がもっとも多い。

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都道府県別病型別風しん累計報告数(2019年第1~29週)
  • 都道府県別病型別風しん累計報告数(2019年第1~29週)
  • 都道府県別人口100万人あたり風しん報告数(2019年第1~29週)
 国立感染症研究所は2019年7月30日、風しん流行に関する緊急情報(7月24日現在)を発表した。第29週(7月15日~21日)の患者報告数は前週より31人増加し、累計2,004人となった。都道府県別の人口100万人あたりの患者報告数は、東京都の54.5人がもっとも多い。

 国立感染症研究所によると、2019年第29週(7月15日~21日)に22人が風しんと診断・報告された。遅れ報告も含めると、第1週~第29週の風しん累積患者報告数は2,004人。第28週の1,973人から31人増加した。

 都道府県別報告数は、東京都が736人、神奈川県が246人、千葉県が176人、埼玉県が173人、大阪府が120人と多い。関東地方からの報告数は1,365人となり、全体の68%を占めている。そのほか、近畿地方が233人(12%)、九州地方が161人(8%)など。報告がないのは、青森県と高知県の2県のみとなっている。

 人口100万人あたりの患者報告数は全国平均で15.8人。都道府県別では、東京都の54.5人がもっとも多く、ついで島根県43.2人、佐賀県37.2人、千葉県28.3人、神奈川県27.0人、埼玉県23.8人、福井県19.1人、福岡県16.1人が続いた。

 風しんは2013年(1万4,344人)の流行以降、2014年319人、2015年163人、2016年126人、2017年91人と減少傾向だったが、2018年は2,917人と増加に転じている。風しんのもっとも有効な予防方法は予防接種。現在、風しんは定期接種の対象となっているが、過去の制度の変遷から世代によって接種回数に差がある。「風しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけの医師に相談すること。
《黄金崎綾乃》

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