小学校でのプログラミング、必修化の認知度は8割以上

 小学校での「プログラミング教育必修化」について、「知っている」と回答した保護者は80.4%にのぼることが、GMOが2019年10月3日に発表した調査結果より明らかになった。「内容まで知っている」は23.2%と、あまり多くなかった。

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プログラミング教育に関する保護者の意識調査
  • プログラミング教育に関する保護者の意識調査
  • 小学校でのプログラミング教育必修化の認知度
  • 小学校でのプログラミング教育必修化の認知度(前回調査の結果・2019年3月実施)
  • 必修化することでプログラミング教育に関心を持ったか
  • 関心を持ったことで何か行動を起こしたか
  • 子どもが習っている習い事
  • 子どもに習わせてみたい習い事
 小学校での「プログラミング教育必修化」について、「知っている」と回答した保護者は80.4%にのぼることが、GMOが2019年10月3日に発表した調査結果より明らかになった。「内容まで知っている」は23.2%と、あまり多くなかった。

 「プログラミング教育に関する保護者の意識調査」は、GMOメディアが運営する「コエテコ byGMO」が実施したもの。小学生の子どもを持つ保護者920名を対象に、2019年9月9日~12日に行われた。

 小学校での「プログラミング教育必修化」について、「知っている」と回答した保護者は80.4%と、2019年3月に実施した調査(61.1%)から19.3ポイント上昇した。しかし、必修化することは知っていたが「内容は知らない」57.2%と、詳しく知らない保護者が多数を占めた。「内容まで知っている」保護者は23.2%

 また、「必修化することを知っている」と回答した保護者にプログラミング教育への関心度を聞いたところ、「関心を持った」が58.2%と半数を超えた。関心を持った保護者のうち「何か行動を起こした」は54.9%。具体的には、「プログラミング教育について調べた」27.2%が最多。ついで、「子どもがプログラミングを学べる体験イベントに参加した」16.5%、「子どものプログラミング教室を探した」12.6%など。実際に「子どもがプログラミング教室に入会した」は7.4%だった。

 子どもが「習い事をしている」という割合は88.2%。「スポーツ」43.9%がもっとも多く、「学習塾」22.2%、「英会話」16.0%、「音楽」15.7%などが続いた。「プログラミング・パソコン」は2.3%と少数だったが、「今後習わせたい」と考える保護者は14.6%にのぼる。
《外岡紘代》

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