ノーベル賞受賞者が愛読した「ロウソクの科学」重版決定など関心高まる

 2019年のノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏が、科学に興味を持つきっけとなった1冊が「ロウソクの科学」だった。角川文庫は2万部の重版を決定したほか、オーディオブック版の配信元では割引のキャンペーンを実施するなど、関心が高まっている。

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 2019年のノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏が、科学に興味を持つきっけとなった1冊が「ロウソクの科学」だった。角川文庫は2万部の重版を決定したほか、オーディオブック版の配信元では割引のキャンペーンを実施するなど、関心が高まっている。

 「ロウソクの科学」はイギリスの科学者ファデラーの著書。吉野彰氏は小学生のとき、教師に勧められて読んだことが科学への興味の原点と話している。1本のロウソクから種類、製法、燃焼、生成物質を語ることによって科学と自然、人間との関わりを伝える名著。

 受賞発表後は書店に注文が相次いだことから、角川文庫は「ロウソクの科学」を70刷目2万部重版することにした。また、ファラデーが子どもたちに見せた24の実験を、イラストと物語でやさしく教える「ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科」(角川つばさ文庫)も3刷目1万部の重版を決定し、追加重版も検討中という。「ロウソクの科学」は520円(税別)、「ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科」は680円(税別)。

 さらに、「ロウソクの科学」(岩波書店)のオーディオブック版を販売するオトバンクは、ノーベル化学賞受賞を記念してキャンペーンを実施。2019年10月18日まで、販売価格1,320円から30%値下げして924円(税込)で配信する。響きある男性ナレーターによる朗読で、収録時間は5時間31分。オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」で配信。
《田中志実》

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