【高校受験2020】福岡県、新たな選抜方法を20校で実施

 福岡県は、2020年度の県立高等学校入学者選抜において、調査書における「特定教科の加重評価」を6校で、学力検査における「特定教科の加重配点」を14校で導入する。

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調査書における「特定教科の加重評価」
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  • 学力検査における「特定教科の加重配点」
 福岡県は、2020年度の県立高等学校入学者選抜において、調査書における「特定教科の加重評価」を6校で、学力検査における「特定教科の加重配点」を14校で導入する。

 福岡県では、受検生の個性を重視した入学者選抜を推進する観点から、専門学科・普通科の特色あるコース・系において、調査書における「特定教科の加重評価」と、学力検査における「特定教科の加重配点」を1999年度入学者選抜より導入している。

 調査書における「特定教科の加重評価」は、6校(4学科5コース)で実施する。北九州(普通科体育コース)と三井(普通科スポーツ健康コース)、直方(普通科スポーツ科学コース)、早良(普通科スポーツコミュニケーションコース)は保健体育を加重。大川樟風(住環境システム科)は美術と技術・家庭、嘉穂総合は普通科総合コースと農業食品科が技術・家庭、工業科が数学、情報科が技術・家庭を加重する。

 学力検査における「特定教科の加重配点」は、14校(10学科4コース3系)で実施する。外国語(英語)を加重するのは、玄界(普通科国際文化コース)など5校。数学と理科を加重するのは、城南(普通科理数コース)など9校。理科を加重するのは、柏陵(普通科環境科学コース)。

 選抜日程は、一般入学者選抜の学力検査は2020年3月10日、個性重視の特別試験(実施校のみ)は3月10日の学力検査終了後もしくは11日に行う。推薦入学者選抜は面接・作文・実技試験が2月6日と7日。特色化選抜(実施校のみ)は面接・作文・実技試験を1月24日と27日に行う。
《工藤めぐみ》

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