医学部合格を目指す受験生のためのSAPIX YOZEMI GROUPの情報サイト「医学部研究室」は、2020年度の国公立大学、私立大学・準大学選抜方法（推薦・AO入試）を公開。募集人員や出願資格、選抜方法などを表にし、わかりやすくまとめている。 国公立大学医学科の推薦・AO入試一覧は、出願資格を現役のみ、現役と1浪まで可、現役・浪人すべて可と明記するほか、地域枠などで卒業後の医療従事についての義務が課される場合はその概要を「その他要件」の欄に記載している。試験内容、センター試験利用法についても明記している。 札幌医科大学の推薦地域枠は20人を募集。現役生のみで、その他要件として「道内の高校出身者で3年以上道内在住者。卒業後、指定期間で臨床研修後、7年間道内で医療従事」としている。出願期間は、11月25日～29日。 名古屋市立大学の推薦Bは、募集人員が20人、出願資格は現役か1浪まで。その他要件として、「中部圏内（愛知、岐阜、三重、静岡、長野、福井、石川、富山、滋賀の各県）の高校出身者」となっている。出願期間は1月4日～24日。 私立大学医学科は、出願資格に専願か併願を記載。岩手医科大学の推薦は、一般募集の人員が15人、地域枠特別A（岩手県出身者枠）が15人（予定）、地域枠特別B（東北出身者枠）が8人（予定）。出願資格は専願で、現役と1浪まで可。地域枠特別Aのその他要件は、「県内高校出身者または本人か保護者が県内在住。岩手県医師修学資金を6年間受給」などとなっている。出願期間は11月20日～29日。 東京医科大学の推薦一般公募の募集人員は20人、専願で現役のみ。茨城県地域枠特別は8人、山梨県地域枠特別は2人で、それぞれ専願で現役または1浪まで可。その他要件は、茨城県または山梨県の「修学資金に応募」などとなっている。出願期間は11月11日～22日。 すでに、出願期間を過ぎた大学もあるほか、今後の変更などもありえるので、必ず募集要項で確認すること。
