発表会では本作の事業企画責任者である中多大介さんや、事業企画・開発の田中章愛さんらに加え、本作の新タイトルを手掛けるクリエイター陣が続々と登場。それぞれが関わる作品の魅力を交えつつ、新たな遊びを提案していました。
本稿では発表会後に行われた試遊会のフォトレポートも交えつつ、このイベントの模様をお届けします。
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おはじきに作曲&演奏……『toio(トイオ)』で楽しめる様々な遊びとは
まずは事業企画責任者の中多さんが登場。一言挨拶と共に今年(2019年)3月の発売を振り返り、本作の位置付けを語りました。
それは紙相撲や工作、ミニカーなどあそびの原体験を大事にしつつ、アナログとデジタルを融合。現代の子供たちにも響くものを目指しているというもの。
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続いて事業企画・開発の田中さんにバトンタッチし、本作の代表タイトルとして『トイオ・コレクション』が紹介されました。この作品に関する新たな発表は“~みんなでもっと楽しめる~ トイオ・コレクション 拡張パック”。
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同時にPVが上映され、新たなミニゲームを遊んでいるところが見られました。発売は12月5日(木)で、宗佳広さんが企画制作を担当しています。宗さんとプロデューサーの中山哲法さんが壇上に上がると、この作品が既存ユーザーの声を受けより楽しく遊びを拡張したものであることが明らかに。
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宗さんのおススメは本作のキューブを怪獣と村人に見立て、怪獣におはじきを当てて倒す『怪獣バスターズ』。ステージによって怪獣と村人の動きが変わるそうで、ゲームバランスについても複数人で楽しめるよう気を使っているとのこと。
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続いて中山さんが自身のプロデュース作品『おんがくであそぼう ピコトンズ(仮)』を紹介。こちらの発売は2020年夏となります。この作品は本作のキューブの特徴である位置や方向を正確に把握できる点を活かした作品で、直感的に音楽を演奏することができます。
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企画・ディレクションはNHKEテレの『おかあさんといっしょ』をはじめ、子ども向けTV番組などに携わっている横田将士さん。特別なボードをタッチすることで様々な音やリズムを演奏でき、演奏や作曲を楽しめるのだとか。
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音楽監修にはTVアニメやTVCMなどで活躍する烏田晴奈さんが関わっているほか、「新元号覚え歌」などで知られるアーティスト・SASUKEさんも企画に参加しているとのこと。SASUKEさんのコメントムービーも同時に公開され、やるからにはこの企画に本気で参加すると意気込みを述べていました。
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続いて紹介されたのは『大魔王の美術館と怪盗団』。『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズなど日本のTVアニメシリーズに関わるロマン・トマさん率いる“STUDIO NO BORDER”の作品で、プレイヤーは怪盗団として美術館に潜入し、美術品を狙うことになります。
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具体的なゲーム性は本作を用いたボードゲームで、最大4人までで対戦を楽しむことが可能です。マップ上に用意された影に隠れつつ、プレイヤーを探す番人をやり過ごすといった趣向。美術品を獲得していくと移動量がさがり、番人に見つかるとせっかく手に入れた美術品が没収されてしまいます。
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ここで作品について話してくれたのは、ロマンさんとプロデューサーの齊藤渓太郎さん、そしてリサーチャーのアンドレ・アレクシーさん。3名によって『大魔王の美術館と怪盗団』ではボードゲームの戦略性が気軽に楽しめることと、発売が2020年秋となることがわかりました。
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続いては11月14日(木)に発売となった新作『トイオ・ドライブ』の紹介のため、プロデューサーの小番芳範さんが登場。この作品は本作のコントローラーといえる“トイオリング”をハンドルに見立てたドライブゲーム。
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車の役割を果たしているキューブをリングで操作して、後ろの車を引いて運転する“牽引”や、プレイヤーの操作する車をパトカーに見立て犯人を追いかける“追跡”など、30以上のお仕事ミッションを楽しめるとのこと。
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小番さんはまだ作品名は確定ではないものの、別のタイトルとして『戦略バトル』というタイトルも紹介。こちらは本作を体験したユーザーからの意見「自分の作った命令や動きのパターンで思い通りに動かしたい」を受け開発が進められており、この点は本作のコンセプトに通ずるものがあるそうです。
現時点ではまだ発表できる情報は少ないとのことですが、この『戦略バトル』のゲーム性のヒントとして出てきたのは、四色の同じ模様が描かれたカード。このカードでどんなゲームを楽しめるのか、ぜひ今後の情報に期待したいところ。
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AIで動くキューブとコミュニケーションが取れる
本作の技術仕様はなんと一般のユーザーや技術者に向けて公開されており、プロのクリエイターや大学の研究にも利用されているのだとか。そのようなコミュニティからどんな面白いものが生まれるのか、開発側としては期待しているとのこと。
その一環として、ここでゲームAI開発の第一人者である森川幸人さんが登場。森川さんが本作を用いて生み出したのが、意思決定AIを組み込んだ『ウロチョロス』というタイトル。本作のキューブがAIによって自ら動き回るようになり、スマートフォンやタブレット端末上のアプリを通してコミュニケーションをとることが可能に。
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動きも拘られており、鬼ごっこや内蔵されたスピーカー通して設定された歌を歌うといったアクションも見られました。特に『ウロチョロス』はエンジニアのみなさんの受けがいいらしく、レゴブロックと組み合わせることで好きな形にカスタマイズして遊ぶこともできるのだとか。こちらのアプリは11月下旬にApp Store&Google Playで無償配信されます。
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その後は年末に行われるアップデートが告知。11月14日(木)発売の『トイオ・ドライブ』以降のソフトを使用する、もしくは12月に提供予定のアプリを通すことでアップデートが行われます。
こちらを適用することで、専用カートリッジがなくともキューブをリングで操作できる“フリーそうこう”機能の追加と操作性と走行性能の向上。Windows10の対応や開発者用の2台動作に対応されます。
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最後にレゴジャパンとのコラボキャンペーンが告知されたところで、田中さんが充実したソフトラインナップを実現できた感謝を述べイベント終了の時間となりました。
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試遊会フォトレポート
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■『トイオ・ドライブ』
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■『トイオ・コレクション』
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■『おんがくであそぼう ピコトンズ(仮)』
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■『大魔王の美術館と怪盗団』
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『toio』公式サイト