【年末年始】海外旅行は欧州、国内旅行は近畿が人気

 阪急交通社は2019年12月2日、年末年始旅行予約動向(2019年12月27日~2020年1月5日出発)を公表した。前年同時期(予約人数)と比べ、海外旅行は119%、国内旅行は109%の予約状況。予約ランキングでは、海外旅行はヨーロッパ、国内旅行は近畿がトップとなった。

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年末年始 旅行先 人気ランキング(予約人数)
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 阪急交通社は2019年12月2日、年末年始旅行予約動向(2019年12月27日~2020年1月5日出発)を公表した。前年同時期(予約人数)と比べ、海外旅行は119%、国内旅行は109%の予約状況。予約ランキングでは、海外旅行はヨーロッパ、国内旅行は近畿がトップとなった。

 阪急交通社による「年末年始 旅行先 人気ランキング(予約人数)」は、2019年12月27日~2020年1月5日出発の募集型企画旅行を対象に、2019年11月15日の予約状況をまとめたもの。海外旅行と国内旅行を集計し、前年同時期との比較も行っている。

 海外旅行全体の予約人数は、前年同時期比119%と前年を大きく上回る。地域別の順位では、前年同期比114%の「ヨーロッパ」が1位となった。ついで、2位に「台湾」(前年同期比163%)、3位「中国」(同104%)、4位「ベトナム・カンボジア」(同152%)、5位「ハワイ」(同119%)。出発日のピークは、12月29日、12月28日、12月30日の順だった。

 前年同時期比2019年度の年末年始は、土日を含めると最大9連休という長期休暇となる。阪急交通社では発売を通常より早期とした効果もあり、特に旅行に数の長いヨーロッパが好調に推移したという。また、台湾について、3~4日の旅行日数が一般的だが、今年は5日間の比較的長い周遊型商品が人気で、163%と伸張した。なお、ヨーロッパ、台湾、中国の順位は2018年と変わらず、根強い人気であることがうかがえる。

 国内旅行全体の予約人数は、前年同時期比109%。地域別の順位では、前年度同期比174%と大きく伸びた「近畿」が1位だった。2位には「沖縄」(前年同期比112%)、3位には「関東」(同118%)、4位には「北陸・甲信越」(同107%)、5位には「中国地方」(同85%)がランクイン。出発日のピークは、12月31日、1月5日、1月4日の順で、海外旅行と比べると出発日が遅い傾向にある。

 阪急交通社によると、1位の近畿は七福神めぐりや冬の味覚を味わう日帰りバスツアーが牽引。2位の沖縄は離島周遊コースや個人旅行のフリープランが好調だったという。また、令和最初の初詣や皇室関連ゆかりの地を訪れる旅は、2019年度ならではの人気商品となった。
《黄金崎綾乃》

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