清泉女学院大学(長野県長野市)は、2021年4月に清泉女学院大学大学院看護学研究科(看護学専攻)と、助産師養成課程の専攻科を開設に向け、設置構想中とWebサイトで発表した。認可後、長野駅東口キャンパス ピラール館に設置予定。 清泉女学院大学は2019年4月に看護学部を開設。看護学部が初めての卒業生を輩出するのは2023年3月だが、北信エリアに高度な看護教育を受ける場を求める声や、地域の産婦人科から助産師の育成を望む声など、地域のニーズに少しでも早く対応するため、大学院、専攻科とも、卒業生の輩出より早い開設を目指す。 大学院看護学研究科は清泉女学院大学の建学の精神に基づき、看護学分野に関する深い学識の育成を図り、専門性を深め、幅広い医療関連分野において指導的立場で活躍できる人材の養成を目的として開設。2年間のカリキュラムを修めると修士(看護学)の学位が与えられる。 助産学専攻科は、学部等の段階の教育で養成された看護学分野の基礎的かつ基本的な資質能力の修得のうえに立ち、助産に関する専門的な知識と技術の教授、研究を通じ、地域の母子保健の発展と向上に寄与することのできる助産師の育成を目的。修業年限は1年で、助産師国家試験受験資格が得られる。 設置構想は予定のため、内容には変更があり得ることも書き添えている。