北海道学力コンクールは2020年3月6日、2020年度（令和2年度）北海道公立高校入試について、事務局の分析による予想最低点一覧を公開した。主要高校について、ランクごとの予想最低点を示している。掲載は3月17日夕方まで。 予想最低点一覧は、各高校の倍率と、北海道学力コンクール（道コン）事務局が予想した入試の難易度に基づき、ランク（内申点の幅）ごとの合格最低点を算出したもの。2020年1月の道コン受験生約1万4,000人のデータと道コン事務局が収集した約2,500人の自己採点結果に基づき、重視比率（高校ごとに定める学力点重視と内申点重視の比率）を考慮した各ランクの最低点となる。 各高校のランクごとの平均最低点をみると、札幌南がA233点・B～D236点、札幌北がA221点・B230点、C232点・D235点、札幌西がA210点、B～D227点、札幌東がA207点・B222点、C227点・D232点など。高校ごとに倍率、重視比率とともに各ランクの予想最低点を示しており、自己採点結果から合否が予想できる。予想最低点一覧の掲載は3月17日夕方まで。 なお、各ランクは中間の内申点で計算している。同じランクでも、内申点が低い場合はより高い点数が必要になるという。また、実際の合否には調査書などの要因も関係するため、予想最低点で示した点数でも不合格となる場合がある。道コンでは、数値はあくまで目安として利用してほしいとしている。 北海道公立高校入学者選抜は、3月4日に学力検査が行われた。3月5日に予定していた面接は、新型コロナウイルスの影響で中止となった。合格発表は、3月17日午前10時。
