子どものプリント多すぎ…デジタル管理でスッキリ解決

 アドビシステムズが「子どもが受け取るプリントの管理に関する実態調査」を実施。保護者が受け取るプリントの管理は9割以上の母親が1人で管理し、7割が紛失経験があるという実態から、プリント整理の解決法としてデジタル管理術を提案している。

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 アドビシステムズが「子どもが受け取るプリントの管理に関する実態調査」を実施。保護者が受け取るプリントの管理は9割以上の母親が1人で管理し、7割が紛失経験があるという実態から、プリント整理の解決法としてデジタル管理術を提案している。

 調査はプリントの管理方法などに関しての実態を明らかにするため、2019年9月に実施。保育園・幼稚園、小学校に通う男女の保護者500人を対象にインターネットを利用して行った。

 子どもが保育園・幼稚園や小学校からどれくらいプリントを受け取っているかを聞いたところ、全体でもっとも多かったのが「週1~2枚(33.6%)」。保育園・幼稚園、小学校別で見ると、保育園・幼稚園では最多回答が「週1~2枚(41.2%)」に対し、小学生では「週3~5枚(30%)」となった。また「週6枚以上」と回答した人では小学校では24.4%と、保育園・幼稚園の3.2%と比べると7倍以上の開きがあることがわかった。

 また、保育園や幼稚園、小学校などからもらった重要なプリントを誤って捨ててしまったり、なくした経験があるかどうかを聞いたところ、「全くない」と回答した人は全体の23.6%にとどまり、誤って破棄したり紛失したことがあるという人は76.4%にのぼった。

 調査では約4割の保護者が受け取るプリントの量を多いと感じており、整理に困っている実情もわかった。プリントの管理は9割以上の母親が1人で管理していると回答するなど、日々の負担にもつながっている実態も浮き彫りとなった。さらに、7割超の保護者が家族と共有するべきだと実感していた。

 これらの実情から、外出先でプリントの内容を確認したり、家族間で情報を共有したりと、さまざまなメリットがある無料アプリ「Adobe Scan」を紹介。アプリを起動し、スマートフォンのカメラをスキャンしたい対象物に掲げるだけで自動的に書類を認識し、余白や影などの不要な要素が自動的に除去され、読みやすいPDFファイルとして保存される。

 スキャンしたデータに「運動会」などのファイル名を付けておけば、検索機能で必要な情報を素早く探せる。スキャンしたデータを、モバイルアプリ「Adobe Acrobat Reader」を使って読み込めば、テキストの追加や画像の加工、修正も簡単にできる。

 また、スキャンした情報は、メールやSNSなどで簡単に共有したり、各種クラウドストレージを使って共有もできる。「Adobe Scan」は、領収書やメモ、文章、写真、名刺、ホワイトボードなど、あらゆるものをPDFに変換できるスキャナーアプリ。Android版またはiOS版のモバイルアプリをダウンロードし、ユーザー登録するだけで、すべての機能が無料で利用できる。
《田中志実》

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