【大学受験2021】Kei-Net「国立大・入学者選抜改訂」出題範囲の配慮は各大学の判断

 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、国立大学協会が2020年7月13日に公表した「2021年度入学者選抜についての実施要領」の改訂版について解説。改訂版は、新型コロナウイルス感染症への対策が盛り込まれ、一般選抜では追試験を一斉実施する。

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 河合塾の大学入試情報サイトKei-Netは、国立大学協会が2020年7月13日に公表した「2021年度入学者選抜についての実施要領」の改訂版について解説。改訂版は、新型コロナウイルス感染症への対策が盛り込まれ、一般選抜では追試験を一斉実施する。

 国立大学は、新型コロナウイルスに感染症などに罹患した志願者の受験機会を確保するため、前期・後期日程の追試験を2021年3月22日に試験第1日目として一斉実施する。文部科学省が6月に公表した「大学入学者選抜実施要項」の中で、各大学に対し、新型コロナウイルス感染症への対応として追試験の実施や出題範囲などの配慮を求めていた。追試験の実施はこの要請に応えるもの。

 一方、出題範囲などの配慮については「入学志願者が不利にならないように必要な措置を最大限講じる」よう求めるにとどまっている。具体的な対応は、各大学の判断に委ねられた。各大学はこれらの措置について7月末までに公表することになっており、公表が待たれる状況だという。

 2021年の大学入学共通テスト(共通テスト)の本試験は、第1日程(1月16日・17日)、第2日程(1月30日・31日)の2回実施となり、国立大学の入試日程は当初の予定から変更されることになった。一般選抜の出願期間は、共通テストの第2日程の受験者に配慮し、出願締切日を2月3日から5日へ繰り下げる。短い出願期間を考慮し、各大学には2月5日消印有効とする配慮に努めるよう求めた。第1段階選抜の合格発表は、大学への共通テスト成績提供日が約1週間後ろ倒しになったことから前期日程は2月16日、後期日程は3月3日とそれぞれ当初の予定から後ろ倒しの日程となった。

 今回の実施要領では、共通テスト特例追試験(2月13日・14日)の受験者の対応も明らかになった。特例追試験受験者の一般選抜の出願期間は2月15日~18日の4日間で、期間は短いが自己採点の結果を踏まえ、出願校の決定ができるスケジュールとなっている。前期日程の第1段階選抜の結果は2月22日までに発表される。

 共通テストを課す「学校推薦型・総合型選抜」も、合格発表日・入学手続きの締切日が約1週間後ろ倒しとなる。合格発表日は、学校推薦型・総合型選抜ともに2月10日から16日に変わり、入学手続きの締切日は2月22日となる。なお、特例追試験受験者の合格発表日は2月22日まで、入学手続きの締切日は2月27日となる。

 さらにサイトでは、2021年度入試スケジュールを掲載。7月の選抜要項(日程、定員、出題科目、時間、配点など)発表から、出願、共通テストの日程、共通テストの平均点中間発表、前期・中期・後期日程、4月1日に本人開示される共通テスト成績までのスケジュールを一覧にしてまとめている。
《田中志実》

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