【高校受験2021】静岡県公立高、全日制89校で学校裁量枠を採用

 静岡県教育委員会は2020年7月15日、2021年度公立高等学校入学者選抜について、学校裁量枠において重視する観点および選抜方法の概要を発表した。全日制93校162科のうち、89校152科で学校裁量枠を採用する。

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令和3年度公立高等学校入学者選抜関係発表資料
  • 令和3年度公立高等学校入学者選抜関係発表資料
  • 学校裁量枠において重視する観点および選抜方法の概要など(一部)
 静岡県教育委員会は2020年7月15日、2021年度公立高等学校入学者選抜について、学校裁量枠において重視する観点および選抜方法の概要を発表した。全日制93校162科のうち、89校152科で学校裁量枠を採用する。

 静岡県公立高等学校入学者選抜における一般選抜は、各学校が独自に定める「学校裁量枠」と県共通の方法による「共通枠」という2つの選抜枠がある。学校裁量枠は原則として、募集定員の50%以下の範囲内の人数で、学校・学科別に設定する。

  2021年度の入学者選抜では、伊豆総合土肥分校が「体育的活動」、裾野が「学科への適性」、沼津商業が「中学校における学習」の裁量枠を追加している。

 学校裁量枠の選抜割合(段階選抜)は、静岡(普通)が3%程度(I)、沼津東(普通)が7%程度(I)、清水東(普通)が6%程度(I)、浜松北(国際)が30%程度(I)など。1つの科で選抜段階がI、IIなどと分かれている場合は、選抜段階ごとに分割して選抜する際の割合を示している。

 2021年度静岡県公立高等学校入学者選抜は、2021年2月16日から18日に願書、2月24日から25日に志願変更を受け付け、3月3日に学力検査、3月4日に面接などを行う。合格発表は3月12日。
《桑田あや》

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