国際情報オリンピック、日本代表は金2名・銀2名

 第32回国際情報オリンピックシンガポール大会が2020年9月13日から23日までオンラインにて開催され、日本から出場した4名の高校生全員がメダルを獲得した。受賞状況は金メダル2名、銀メダル2名。

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 第32回国際情報オリンピックシンガポール大会が2020年9月13日から23日までオンラインにて開催され、日本から出場した4名の高校生全員がメダルを獲得した。受賞状況は金メダル2名、銀メダル2名。

 国際情報オリンピックは、高校生以下の生徒を対象として、数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、その能力の育成を助け、各国の選手・教育者同士の国際交流を図ることを目的とし、1989年にブルガリアにて第1回大会が開催された。

 競技は個人選で、1日5時間で4問を解くことを計2日行う。与えられた問題を解くためにアルゴリズムを考え、それに基づいてプログラムを書き、実際にコンピューター上で実行させて出力した結果の正しさを競う。

 32回目の開催となる2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインで開かれ、87か国・地域から343名の選手が参加。日本からは松尾凜太朗さん(麻布高等学校2年)、米田優峻さん(筑波大学附属駒場高等学校3年)、星井智仁さん(筑波大学附属駒場高等学校3年)、米田寛峻さん(開成高等学校3年)の4名が派遣され、松尾さん、米田(優峻)さんの2名が金メダル、星井さん、米田(寛峻)さんの2名が銀メダルを獲得した。米田(優峻)さんは、2019年の国際情報オリンピックでの金メダルに続くメダル獲得となる。

 なお、2021年国際情報オリンピックシンガポール大会の代表選手を選抜する2020/2021年の国内予選(第20回日本情報オリンピック1次予選)は、2020年9月19日、10月18日、11月21日の3回実施する。参加申込受付の最終締切は11月19日午後11時。

◆国際情報オリンピックにおける過去3年の日本代表の成績
2017年(第29回)イラン大会 金メダル3名、銀メダル1名(参加規模:83か国・地域、308名)
2018年(第30回)日本大会 金メダル1名、銀メダル1名、銅メダル2名(参加規模:87か国・地域、335名)
2019年(第31回)アゼルバイジャン大会 金メダル1名、銀メダル3名(参加規模:87か国・地域、327名)
《桑田あや》

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