「かしこい塾の使い方」の調査によると、保護者の約3割が「子どもの成績の伸び悩み」に悩んでいると回答した。「かしこい塾の使い方」によると、親のストレスは子どもにも影響するため、保護者自身のストレスを軽くすることは、中学受験を成功させるうえでとても大切だという。 中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」は2020年9月8日~15日、中学受験を目指す子どもをもつ「かしこい塾の使い方」のメルマガ会員136名を対象に、「親御さんの悩み」についてインターネット調査を行った。 「家族は皆、中学受験に協力的か」との質問に、「まあまあ協力的」49%、「とても協力的」42%と、9割以上が「協力的」と回答した。「あまり協力的でない」は7%、「ほとんど協力的でない」は2%だった。 「保護者のストレスになってしまうのはどのようなことか」との質問の回答では、最多は「子どもの成績の伸び悩み」29%。ついで「反抗期の子どもの態度」21%、「子どもへのサポートの難しさ」18%、「子どものモチベーションの低下」10%、「保護者自身の心理的な余裕」9%、「夫婦間での意見の食い違い」5%、「非協力的な家族の態度」1%だった。 「その他」7%の回答の具体的な内容には、「少しでも子どもの負担を減らしたく、省けるものを探すのに四苦八苦している」「子どもはやる気に満ち溢れているが成績がずっと伸び悩んでいるため、親の焦りと不安が半端ない」「項目ほとんどすべて」などがあがった。 また、「保護者に悩みがある時、おもに誰に相談しているか」との質問には、「夫/妻」47%がもっとも多く、「塾の講師」24%、「他の家族」10%が続いた。 「かしこい塾の使い方」では、「人は悩みがあると、気持ちに余裕がなくなります。そして、親の焦りは、お子さんにいい影響がありません。お子さんに必ず伝染するのです。お母さん自身のストレスを軽くすることは、中学受験を成功させるうえでとても大切」とコメントしている。