茨城県教育委員会は2020年11月6日、2021年度（令和3年度）茨城県立高校の第1学年募集定員の見込みと学級数減などについて発表した。2021年度は全日制課程で1万8,190人を募集する見込み。前年（2020年）より600人減、学級数は15学級減らす。 2021年3月の茨城県全体の中学校卒業者数は2万5,045人で、前年より1,287人減となる見込み。また、2020年度の茨城県立高校入試では、全日制で1,659人の欠員が発生した。このため、2021年度の茨城県立高校は全日制課程で15学級減を実施する。 水戸第一（普通）、勝田（普通）、土浦第一（普通）は、中高一貫教育校へ改編することにより各1学級減。日立第二（普通）、磯原郷英（普通）、友部（普通）、鉾田第二（総合）など12校で、計12学級を減らす。 2021年度茨城県立高校の第1学年募集定員は、前年比600人減となる1万8,190人を募集する見込み。定時制課程は920人、通信制課程は340人を募集する見込みで、いずれも前年から増減なし。募集定員は2020年11月の教育委員会での議決により正式決定する。 2021年度茨城県立高校入学者選抜のおもな日程は、一般入学学力検査が2021年3月3日、特色選抜、共通選抜実技検査、連携型入学者選抜が3月4日、追検査の学力検査は3月9日、追検査の共通選抜実技検査などが3月10日、合格発表が3月12日。
