日本学生支援機構は2020年11月27日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ！留学JAPAN日本代表プログラム」大学生等コース第14期および高校生コース第7期の派遣留学生を募集することを発表した。 「トビタテ！留学JAPAN日本代表プログラム」は、2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を派遣留学生として送り出す計画で、採用者には諸外国への留学に必要な経費の一部を奨学金などとして支給するほか、留学の前後に行う研修の提供、留学後の継続的な学習や交流の場としての派遣留学生のネットワークの提供を行う。この度、大学生等コース第14期および高校生コース第7期の派遣留学生を募集する。 大学生等コースでは、日本の高等教育機関に在籍する日本人学生などを対象とし、「理系、複合・融合系人材コース」「新興国コース」「世界トップレベル大学等コース」「多様性人材コース」「地域人材コース」の5コースで募集。募集人数は、地域人材コースを除く4コースで計400人（予定）。なお、地域人材コースは、対象となる学生の要件、留学プログラムの内容、募集・選考方法などは「地域事業」ごとに異なる。 対象となる留学計画は、2021年8月10日から2022年3月31日までの間に開始され、留学期間が28日以上1年以内（3か月以上推奨）の計画。在籍大学などから機構への申請期間（地域人材コースを除く）は、2021年2月1日から2月26日午後5時。 日本代表プログラム大学生等コースは、日本学生支援機構の第二種奨学金に掲げる家計基準を満たす学生を対象とする「大学全国コース」と、家計基準を超える学生を対象とする「大学オープンコース」があり、コースによって奨学金額が異なる。支援予定人数のうち、大学オープンコースの支援は1割程度とする。 高校生コースでは、日本の高等学校に在籍する日本人生徒などを対象とし、「アカデミック（テイクオフ／新高校2・3年生）」「アカデミック（ショート）」「アカデミック（ロング）」「スポーツ・芸術」「プロフェッショナル」「国際ボランティア」「アカデミック（テイクオフ／新高校1年生）」のコースで募集。募集人数は800名（予定）。 対象となる留学計画は、2021年7月1日から2022年3月31日までの間に開始され、留学期間が14日以上1年以内（コースにより留学期間が異なる）の計画。在籍校から機構への申請期間は、「アカデミック（テイクオフ／新高校1年生）」が2021年4月1日から20日午後5時、それ以外が1月4日から29日午後5時。 トビタテ！留学JAPAN日本代表プログラムの募集要項、派遣留学生の要件、スケジュールなどの詳細はWebサイトで確認できる。なお、新型コロナウイルス感染症の状況などによっては、今後、内容の変更などもあり得る。◆トビタテ！留学JAPAN日本代表プログラム 大学生等コース第14期および高校生コース第7期募集＜大学生等コース（第14期）＞対象：日本の高等教育機関に在籍する日本人学生など募集コース：（1）理系、複合・融合系人材コース、（2）新興国コース、（3）世界トップレベル大学等コース、（4）多様性人材コース、（5）地域人材コース※（5）地域人材コースにおいては、対象となる学生の要件、留学プログラムの内容、募集・選考方法などは「地域事業」ごとに異なる募集人数：400名（予定）※（5）地域人材コースを除く対象となる留学計画：2021年8月10日（火）～2022年3月31日（木）までの間に開始されるものであって留学期間が28日以上1年以内（3か月以上推奨）の計画在籍大学などから機構への申請期間：2021年2月1日（月）～2月26日（金）17:00※（5）地域人材コースを除く＜高校生コース（第7期）＞対象：日本の高等学校に在籍する日本人生徒など募集コース：・アカデミック（テイクオフ／新高校2・3年生）、アカデミック（ショート）、アカデミック（ロング）、スポーツ・芸術、プロフェッショナル、国際ボランティア・アカデミック（テイクオフ／新高校1年生）募集人数：800名（予定）対象となる留学計画：2021年7月1日（木）～2022年3月31日（木）までの間に開始されるものであって留学期間が14日以上1年以内（コースにより留学期間が異なる）の計画在籍校から機構への申請期間：【アカデミック（テイクオフ／新高校1年生）以外】2021年1月4日（月）～1月29日（金）17:00【アカデミック（テイクオフ／新高校1年生）】2021年4月1日（木）～4月20日（火）17:00
