ウィーケンは2021年1月15日から31日までの期間「あったらいいな!プロジェクト」の一環として、小学生が考えた「あったらいいな!こんな水族館」のアイデアについて一般投票を受け付けている。2月10日には、投票結果により受賞した子どもたちや全国の水族館が介するオンライン表彰式を実施する。 ウィーケンは、コロナ禍でも未来への希望を託すべく、小学生を対象にSDGsと実社会をテーマにしたオンライン探究学習「あったらいいな!プロジェクト」を展開。今回、子どもが大好きな場所でありながら海洋ゴミや生物多様性といった課題に関心を持つきっかけになること、少子化やコロナ禍で来場者数に課題を抱え新しいアイデアを取り入れたいというニーズがあることを背景に、1月10日に「あったらいいな!こんな水族館」を開催した。 当日は小学生を中心に、年中から小学6年生まで全国50人の子どもたちが参加。自分の好きな水族館や水族館のワクワクポイントについてディスカッションしながら、海の生き物が抱える課題や世界のおもしろい水族館について学んだという。その後、ひとりひとりが正解のない自分だけの「あったらいいな!こんな水族館」を自宅で考え、翌日までに9割の子どもたちがアイデア作品を提出した。 ウィーケンでは、集まった計44個のアイデアについて全国94か所の水族館に提供。あわせて、1月15日よりWebサイト上で「あったらいいな!」と思う作品に投票する一般投票の受付を開始した。2月10日には、オンライン表彰式を開催し、もっとも多くの「あったらいいな!」を集めた作品に「ウィーケン!賞」を授与するほか、企画に賛同した全国の水族館が用意する「水族館賞」を贈呈。また、実際にアイデアの実現に向けた検討を申し出た水族館とともに、今後について意見交換を行う。 1月13日時点で、蒲郡市竹島水族館(愛知)、下田海中水族館(静岡)、東海大学海洋科学博物館(静岡)、上越市立水族博物館(新潟)、越前松島水族館(福井)、マクセルアクアパーク品川(東京)、ヨコハマおもしろ水族館(神奈川)、栃木県なかがわ水遊園(栃木)、しまね海洋館AQUAS(島根)、いおワールドかごしま水族館(鹿児島)と、計10か所の水族館が「水族館賞の設置」や「実現に向けた検討」を申し出ているという。 一般投票はウィーケンのWebサイトで受付中。今後もおもに小学生を対象としたオンライン体験や企画を実施していくという。◆あったらいいな!こんな水族館【オンライン一般投票】期間:2021年1月15日(金)~1月31日(日)参加方法:ウィーケンWebサイトに掲載しているアイデアの中から「あったらいいな」と思う作品の「あったらいいね」ボタンをクリック【オンライン表彰式】日時:2021年2月10日(水)19:00~19:45