「ほぼ日の學校」2021年春、アプリとなって新たに開校

 ほぼ日が運営する「ほぼ日の学校」が2021年春、アプリになって新たに開校する。新しいアプリ「ほぼ日の學校」は、「2歳から200歳までの。」をコンセプトに、“知の群島を巡る冒険の旅”を届ける。

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「ほぼ日の學校」予告サイト (c) HOBONICHI
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 ほぼ日が運営する「ほぼ日の学校」が2021年春、アプリになって新たに開校する。新しいアプリ「ほぼ日の學校」は、「2歳から200歳までの。」をコンセプトに、“知の群島を巡る冒険の旅”を届ける。1月1日にライブ配信した新年発表会の模様をアーカイブで視聴できる。

 ほぼ日は、コピーライターの糸井重里氏が社長を務める、人々が集う「場」をつくり、「いい時間」を提供するコンテンツを企画、編集、制作、販売している会社。これまで、「ほぼ日の学校」では、古典のおもしろさを学ぶ学校として2018年にライブ授業としてスタート。最初のシリーズ講座は「シェイクスピア」だった。新しい「ほぼ日の學校」はとにかく人が主役で、人がメディアになる学校。自分の好きなテーマを楽しそうに語る講師たちの話は、世の中の森羅万象、どんな切り口のテーマでも、大人にも子どもにも、楽しくて身になるという。「ただ知ることが楽しい」「もっと知りたくなる」。そんな、“知の群島を巡る冒険の旅”をアプリで届ける。

 1月1日にほぼ日社長の糸井重里氏と「ほぼ日の學校」學校長の河野通和氏がコンセプトや開発中のアプリなどの全貌を、生配信で公開した。「講師が1万人、受講者が1,000万人規模で考えている」とし、これまでの「学び」のイメージを改良するのではなく、本当に2歳から200歳までが集まるような「みんなの學校」の面白さを追いかけたいという。

 アプリで届ける授業は、話す人、聴く人の集まるリアルの学校で収録される。そのメインとなる「教室スタジオ」が、2020年12月、千代田区神田錦町の「神田ポートビル」の2階と3階に誕生した。この場所を知の「港」として、さまざまなコンテンツを発信していく。

 春の開講まで、「ほぼ日の學校」予告サイトで、新しい学校ができるまでのようすを中継。また、春のアプリ開校に先駆け「ほぼ日の學校」の授業収録の参加者を募集している。サイトでは募集授業一覧を掲載している。2月10日に実施する「いま、最高にカッコいい音楽―やべぇ!民謡入門」は、すでに満席になっているが、収録日が確定した授業から、順次募集を開始する。

 なお、東京都は緊急事態宣言が発出されているが、1月14日現在、「ほぼ日の學校」で予定している規模のイベントに対する制限はないので、感染防止対策を徹底したうえで収録を行う予定。各授業は通常よりも定員数を制限している。
《田中志実》

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