【大学受験2021】国公立大学の志願状況(中間日1/29)前期0.4倍

 文部科学省は2021年1月29日、令和3年度(2021年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月29日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.4倍、後期日程が1.0倍、中期日程が1.3倍。願書は2月5日まで受け付ける。

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令和3年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況
  • 令和3年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況
  • 令和3年度国公立大学入学者選抜学部系統別志願状況
  • 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等数
  • 高倍率の上位10学部など(日程別)国立
  • 高倍率の上位10学部など(日程別)公立
  • 高倍率の上位10学部など(日程別)公立
 文部科学省は2021年1月29日、令和3年度(2021年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。中間日である1月29日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が0.4倍、後期日程が1.0倍、中期日程が1.3倍。願書は2月5日まで受け付ける。

 1月29日午前10時現在の志願状況によると、国立(前期)は募集人員6万3,669人に対し、志願者数が2万8,996人で、志願倍率が0.5倍。国立(後期)は募集人員1万3,190人に対し、志願者数が1万2,886人で、志願倍率が1.0倍。公立(中期)は募集人員2,364人に対し、志願者数が3,077人で、志願倍率が1.3倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,900人に対し、志願者数が5万5,473人で、志願倍率が0.6倍。なお、前年度(2020年度)の確定志願倍率は4.4倍だった。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」0.6倍、「理工」0.5倍、「農・水産」0.5倍、「医・歯」0.6倍、「薬・看護」0.6倍、「教員養成」0.3倍、「その他」0.8倍となっている。

 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学は、国立が1大学1学部、公立はまだない。

 高倍率となったのは、国立大学では前期が東京芸術大学(美術)7.2倍、後期が京都大学(法)7.8倍、公立大学では前期が東京都立大学(法)2.5倍、中期が新見公立大学(健康科)4.0倍、後期が東京都立大学(人文社会)6.9倍など。

 国公立大学の2次試験(個別試験)出願は、1月25日から2月5日。例年、2月に入ってから出願ピークを迎える。前期日程試験は2月25日から、中期日程試験は3月8日から、後期日程試験は3月12日以降。前期日程と後期日程の追試験は3月22日から、追加合格者の決定は3月28日から行われる。
《工藤めぐみ》

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