【高校受験2021】愛知県公立高入試・Aグループ<社会>講評…やや難

 2021年3月5日(金)、2021年度(令和3年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2021】愛知県公立高入試・Aグループ<社会>講評
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 2021年3月5日(金)、2021年度(令和3年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Aグループの学力検査が実施された。2021年2月24日に発表された出願倍率(Aグループ)は、旭丘(普通 尾張1)1.65倍、岡崎(普通)1.53倍、刈谷(普通)1.62倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Aグループ
<社会>講評(京進 提供)



大問1 歴史「弥生時代、14世紀、16世紀の日本の様子」〔やや難〕
大問2 歴史「明治~近代日本の出来事と世論について」〔標準〕
大問3 地理「各種統計資料の読み取り」〔やや難〕
大問4 地理「緯線の読み取り」「オーストラリアの農業」「世界との貿易」〔標準〕
大問5 公民「日本と世界の財政状況」「日本の財政の内訳」「資料読み取り」〔標準〕
大問6 公民「地方自治について」〔標準〕

 歴史・地理・公民各2題ずつという大問構成で、小問数、難度、出題形式ともに例年同様。全分野で資料の読み取りを中心に作問されている。資料の時代の様子や、統計資料を読み取り、推測・判断して解答しなければならない選択肢の問題には、2択までは絞れるが、最後の1つに絞り切るための知識は難度が高いものがいくつかある。

 複数の知識を組み合わせて解答する問題が多く、特に地理分野の統計資料の読み取り問題はやや難度が高い。過去問題で、資料を分析し、考えて判断する練習をすることで、出題形式や時間的な感覚を身につけておくことが必要である。

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 このレポートは2021年3月5日(金)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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