【高校受験2022】北海道立高入試、英語聞き取り配点引上げ

 北海道教育委員会は2021年3月22日、2022年度(令和4年度)以降の道立高等学校入学者選抜の変更点を公表した。英語の聞き取りテストでは、配点を現行の25%から30~35%程度に引き上げ、英文が2回読まれる問題と1回しか読まれない問題を出題する。

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 北海道教育委員会は2021年3月22日、2022年度(令和4年度)以降の道立高等学校入学者選抜の変更点を公表した。英語の聞き取りテストでは、配点を現行の25%から30~35%程度に引き上げ、英文が2回読まれる問題と1回しか読まれない問題を出題する。

 道立高等学校入学者選抜については、2019年(令和元年)6月に決定した「入学者選抜における改善の基本方針」において、2022年度入試から「学校裁量問題」を廃止し、すべての生徒に同一の問題を課すことをすでに決めている。

 今回、基本方針に基づく具体的な改善の内容を公表。学力検査問題の「標準問題」と「学校裁量問題」を一本化し、すべての生徒に同一の問題を課すことにするほか、配点を現行の各教科60点・計300点満点から、各教科100点・計500点満点に変更。各教科の検査時間を現行の45分から50分、解答用紙を現行のB4判からA3判に変更する。

 英語の聞き取りテストでは、配点を現行の英語のテスト全体の25%から30~35%程度に引き上げる。英文は、これまですべての問題で2回読まれていたが、2回読まれる問題と1回しか読まれない問題を出題する。

 各高校の裁量による実技などについては、現行の「面接・実技・作文」から作文を除き、面接と実技を実施する。

 定時制課程の推薦入学者選抜では、推薦による入学者の範囲を募集人員の30%程度の数とし、各高校の裁量で自己推薦による入学者選抜を実施する。出願者は、自己推薦書を提出する。

 入学者の決定方法に変更はなく、募集人員の70%程度は個人調査書の「各教科の評定」の記録と学力検査の成績を同等に扱う。15%程度は個人調査書の内容などを重視、15%程度は学力検査の成績を重視して入学者を決定する。

 選抜においては、相関表を用いて選抜するが、相関表の「学力検査の成績」の区切りは現行の12点ごとから20点ごとに変更となる。各教科の評定の記録は現行通り、個人調査書の「評定」の第1学年と第2学年の合計を各2倍、第3学年の合計を3倍した数の総和(最高315、最低63)とする。

 北海道教育委員会は、2022年度一般入学者選抜の学力検査について、基本方針で「すべての教科で、基礎的・基本的な知識および技能とともに、思考力・判断力・表現力などについてもバランスよく出題する」としている。

 3月22日に公表したリーフレットでは、2022年度道立高校入試の変更点について解説。2022年度以降の学力検査問題では、新学習指導要領の趣旨を踏まえた内容を出題するとしたうえで、思考力・判断力・表現力などをみる問題の参考例として、過去の入試問題を今後の学習の参考にしてほしいと紹介。北海道教育委員会のWebサイトで、国語・数学・社会・理科・英語の問題の一部を抜粋して取り上げている。
《奥山直美》

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