東京大学大学院総合文化研究科教授の酒井邦嘉と研究室の大学院生3人は、海外留学、語学、学習研究、教育旅行事業を行う教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファーストとの共同研究の結果、短期間の語学留学は脳機能に顕著な変化を与えることを初めて明らかにした。 東京都渋谷区にあるEF東京校で新たに日本語の習得を始めた外国人留学生を対象に研究を実施。約2か月の間隔を空けてリーディングとリスニングのテストを2回行った。MRI装置を用いて脳活動を計測した結果、脳の言語野に加えて視覚野において活動が減少したが、対照的に聴覚野では活動が増加した。リシードで全文を読む