世界上位5%のギフテッドが証明する、英語だけじゃないKDIでの学びの収穫

 近年、個別最適化学習の観点から、ギフテッド教育が注目されている。Kids Duo International三鷹園に在園する坂本賀倉くんは世界上位5%のギフテッドだ。その知性の基盤を築いたKDIでの学びについて、ご本人、お父さま、お母さまに話を聞いた。

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インタビューに応じてくれた坂本賀倉くんご一家
  • インタビューに応じてくれた坂本賀倉くんご一家
  • インタビューに応じてくれた坂本賀倉くん
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  • リーディングチャレンジで課題図書として使用している書籍
  • インタビューに応じてくれた坂本賀倉くんご一家
  • 坂本賀倉くんと担任の梅沢先生
  • インタビューに応じてくれた坂本賀倉くんのお父さま
  • インタビューに応じてくれた坂本賀倉くんのお母さま
 近年、個別最適化学習の観点から「ギフテッド教育」が注目されている。「ギフテッド教育」とは、優れた能力を持つ子ども達を早期に発見し、独自の教育を行うものだ。

 アメリカでは20世紀中頃から本格化し、ケンブリッジ大学やスタンフォード大学、ジョンズホプキンス大学などの教育機関において、ギフテッドのクラスが設けられるなどの取り組みが盛んに行われている。

ギフテッドに教育プログラムを提供している米ジョンズホプキンス大学「Center for Talented Youth」

 今回取材に応じてくれたのは、Kids Duo International(キッズデュオインターナショナル、以下KDI)三鷹園に通う坂本賀倉くん(取材時6歳)とそのお父さま、お母さま、そして担任の梅澤ひとみ先生。賀倉くんは、ジョンズホプキンス大学のギフテッドコース「Center for Talented Youth」(以下、CTY)の教育プログラムの受講が認められた「ギフテッドチャイルド」だ。

 CTY選出の背景には、英語力だけでなく、学びに対する前向きな姿勢への評価がある。インタビューを通して、賀倉くんの学びへの姿勢の源を紐解いた。

ギフテッドコースに、KDIでの知能テストの結果で応募



--坂本さんご一家が、CTYでの教育について知ったきっかけを教えてください。

お父さま:今春の小学校入学を控え、KDIという英語に恵まれた最高の環境から離れてしまうことへの不安があり、昨年12月からイギリス人の知人に家庭教師をお願いするようにしたんです。小学校では、日本人の先生、日本人の友達に囲まれて、英語を使う機会が今からは著しく減るでしょうし、英語力も低下してしまうだろうと思ったので。その先生が偶然ギフテッド教育に詳しく、息子の英語力やその他のスキルをみて、CTYでの教育の存在を教えてくれたことがきっかけでした。

 当初そういった知識が何もなかったものですから、妻と一緒に調べ、家庭教師の先生からも情報をいただく中で、ジョンズホプキンス大学のCTYのテストを受けてみることにしました。

お母さま:CTYと一口に言っても、プログラミングや数学、歴史など、何十ものコースが設けられていて、自分で好きなコースを選んで受験します。ネイティブの子どもたちも受験することもあり、息子の場合は語学のハードルが比較的低い数学のコースを受験しました。

 CTYの受験方法は年齢により異なります。Grade2以上はSCATという英語と算数のテストが必要ですが、未就学児の場合は、WISCなどの知能テストがその代わりになります。息子の場合はKDIで年1回実施している知能テストの結果を提出しました。

お父さま:そのテストの結果と合わせて、あらかじめ定められたレベル以上のスキルがあるということが証明できる書面や動画をセンターに送ります。息子は、KDIで導入しているタブレット暗算学習「そろタッチ」に自宅で取り組んでいるようすと、英語の本を音読しているようすの2つの動画を送りました。センターでの選考の結果、CTYの教育プログラムの受講が認められるという「選出」の連絡が届きました。

インタビューに応じてくれた賀倉くんのお父さま

--CTYの教育プログラムとはどのようなものなのでしょうか。

お父さま:数学の場合は3か月のコースで、1日2時間ほどオンラインで授業を受けます。まとまった時間が取れるようになる4月から受講を開始する予定です。教育プログラムの中でも上位の成績を収めると、さらに特別なプログラムが用意されているようです。

--CTYに選出されたことを、どのように受け止めていますか。

梅澤先生:賀倉くん、嬉しそうに園長先生に報告していましたよね。

お母さま:選出されたということよりも、4月から受講する予定のコースの内容にプログラミングやゲームづくりの内容もあると伝えると…

賀倉くん:うんうん、楽しみ!

お母さま:はい、こんな感じで嬉しそうにしていました。

--学びの可能性をどんどん切り開いていますね。賀倉くんの未来が開けたことについて、お父さま、お母さまはどのようにお考えですか。

お父さま:CTYの数学コースを受講する子どもたちは、世界各国から集まってきています。普段は接することのできない「世界の子どもたちの1人」として対等に教育を受けられる環境に、まず感謝しています。そういった環境に息子自身が子どものうちから身を置くことができたことは幸運だと思います。

英語だけの環境に疑問、学びの姿勢や生活のスキルも身に付けられるKDIとの出会い



--園では特別なサポートをされたのでしょうか。

梅澤先生:園では特別な受験対策のサポートはしていません。普段と変わらず、賀倉くんがみんなと一緒に英語を使って日常生活を送るのをサポートしていく中で、賀倉くん自身が自然と身に付けてくれた結果です。

 知育や英語のそれぞれの側面で、賀倉くんの好きなこと、得意なことを伸ばそうと心がけて接したことが、結果的に今回のギフテッドコース選出につながったとしたら、とても嬉しいですね。

お母さま:先生はそうおっしゃいますが、家庭教師の方に言われたのは、未就学児としては高度な知識と興味関心の基盤ができているということでした。水の循環についてとか、宇宙の惑星についてとか。家庭教師の方がやや難しい話題を出しても、それを理解して学ぼうという姿勢があるという点を評価してくれました。他に習い事はしていないので、それはすべてKDIでの学びの成果だと思っています。

「バランスの良い学び」の実現できる園を探していたと話す賀倉くんのお母さま

--土台となる知識への入り口を提供すると同時に、学びの姿勢も養ってくれたということですね。

お母さま:KDIでは、しっかり自分で考えて、自分の意見や考えを言葉で表現する時間を設けていただいている印象です。それが単なる英語力の育成では終わらない、KDIでの学びの魅力だと感じています。

梅澤先生:そう感じていただけるのはとても嬉しいです。たとえばイングリッシュトピックの授業では、各国の食べ物や宇宙の太陽系など、さまざまな話題に触れます。子どもたちのそもそもの知識の量も英語のレベルも違うので、まず「それ知らないな」「こんなことも知っているよ」という「伝えたい」という気持ちを大事にして、丁寧に聞き取ってあげるよう心がけています。

 英語でのコミュニケーションが一段と増える年中・年長クラスは、バイリンガルのスタッフが担任として各クラスを受け持っています。イングリッシュトピックの授業は、基本的にはネイティブのスタッフが授業を進めますが、日本語も話すことのできる担任も同じ部屋にいることで、拾いきれない意見や気持ちを取り逃がすことのないよう、フォローをしています。難しい英単語を簡単に説明したり、恥ずかしそうにしている子を気持ちの面で背中を押してあげたりといったサポートです。

--そもそも坂本さんご一家が、KDIを選ばれた理由を教えていただけますか。

お父さま:1歳半から3歳までは、別のインターナショナルスクールに通わせていました。英語やダンスで楽しく遊ぶプログラムがメインで、確かに英語はとても上達したのですが、言い換えると英語しか伸びなかったんです。

お母さま:知育の分野だったり、生活力だったり、他にも学ばせるべきことがあるのではと疑問に思っていました。保育園・幼稚園選びに関しては英語での学びを軸に考えてはいたのですが、日本で育つにあたって、小学校入学前にひらがなや生活習慣を身に付けておかないと、学びの幅が狭まるだけでなく、単純に本人も困ってしまうだろうなと思ったんです。そんな中で、KDIの存在を知り、知育や運動や生活面での学びも、基礎からバランス良く学べるという点に惹かれて、転園を決めました。

梅澤先生:そんな経緯があったんですね。英語だけを学ばせようとすると、どうしても歪みが出てきてしまうように感じます。KDIでは、伝える・学ぶといった基本的な姿勢や生活面でのスキルも総合して身に付けることができるよう、バランスを大切に指導しています。

--KDI入園後、保護者の方からみて賀倉くんが成長したと思うポイントはありますか。

お父さま:まず生活する上のスキルですね。制服のジャケットのボタンをきちんと締めて身支度を整えたり、まだ準備ができていないお友達を助けてあげたり。KDIでの園生活を経て、生活するためのスキルが上がったと思います。

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「自分力」を育てることが大きなテーマ



--日本語も英語もバランス良く身に付けながら、学びを展開するKDIのカリキュラムの特徴を教えてください。

梅澤先生:年中・年長クラスでは、運動、音楽、知育の時間以外のコミュニケーションはすべて英語で行っています。しっかり切り替えることで、今は英語の時間だから英語を使おう、知育時間だから日本語を使おうと気持ちもスイッチできますし、生活のメリハリにもなります。

 先ほどお父さまもおっしゃっていた生活するためのスキルに関しては、KDIでは園生活全体を通して「自分力」を育てることをテーマに活動しています。年少クラスのうちからお昼寝のブランケットは自分で畳んだり、手先が器用になる年中・年長クラスでは身だしなみにも気を付けて、制服のネクタイを襟の下にきちんとしまったり、年齢に合わせて自分のできることを自らやってみる姿勢を養えるよう、促しています。そういった日常生活での声がけも年中・年長クラスになると英語で行っています。

子どもたちの「伝えたい」という思いを大切にしていると話す担任の梅澤先生

--自分でできたという自信が次のアクションにもつながって、良い学びの循環がつくれそうですね。その他、保護者の方から見たKDIでの学びの収穫はありますか。

お母さま:英語についても日々上達しているなと感じます。コロナ禍の自粛期間中にKDIではオンライン英会話のレッスンを用意してくれて、ネイティブの先生が母親である私にも英語で話しかけてくれたのですが、私自身英語が苦手なので困ってしまって。それを横で見ていた息子が「大丈夫、任せて」と通訳してくれたんです。気遣いと英語力に、息子の成長を感じました。

--頼もしいですね!賀倉くんは英語でコミュニケーションするのが好きなのかな。

賀倉くん:フォニックスの授業が好き。お歌を歌ったり、ご本が読めるようになるから。

お父さま:そうですね、自宅でもそのように言っていました。フォニックスは、アルファベットの配列による発音を学ぶ手法で、たとえば「oo(oのふたつ並び)」だと「book」や「cook」のように跳ねる音、「th」は舌を軽く噛む音といったものです。フォニックスがわかるようになると英単語や英文が声に出して読めるようになりますので、本が読めるようになることが嬉しいと息子は話していました。

梅澤先生:クラスでも「リーディングチャレンジ」という英語の本の音読テストをやっています。指定の本を読めるようになったらネイティブの先生に聞いてもらって、評価してもらい、次のレベルの本にチャレンジするというものです。レベルが上がるにつれて、内容も難しくなりますし、読むためにフォニックスの知識が必要になってくるので、賀倉くんはその知識の習得と合わせて意欲的に取り組んでいました。早々にすべてのレベルをクリアして、まだ終わっていないお友達に教えてあげる姿も見られました。

お母さま:息子はリーディングチャレンジの指定図書が気に入ったようで、同じシリーズを自宅用にも購入したほどです。

--フォニックスだけを学ばせようとする英語教室もありますが「好きな本を読む」という目的を実現するためのツールとして身に付けようとする賀倉くんの姿勢と、そのために用意されたKDIのプログラムがうまくマッチしたのですね。

お父さま:本は特にサイエンスの分野が好きなようで、人間の体の仕組みについての本をよく読んでいます。

賀倉くん:サイエンスが好き。サイエンティストになりたい。

--サイエンティスト!自分の好きなことや学びを将来の夢にも結び付けることに関しては、KDIの園内施設「ラーニングステーション」も貢献していそうですね。

梅澤先生:ラーニングステーションは、各園に設けている職業体験コーナーです。お医者さん、警察官、天気予報士、パン屋さん、アーティストなど、コスチュームや小道具も用意しています。

 イングリッシュトピックスの授業と関連付けて職業について学ぶ際に活用することもありますが、ラーニングステーションでの職業体験は子どもたちの人気のアクティビティです。おもちゃの手錠を使って、犯人役の先生を捕まえて「なぜ盗んだの?」「本当にあなたがやったの?」と事情聴取したり。もちろん英語で事情聴取します。

子どもたちの人気No1スポット「ラーニングステーション」にて撮影

知識の入り口になる豊富なアクティビティ



--遊びの中で、英語力や質問力が身に付きそうですね。

お父さま:息子はラーニングステーションが大好きなようで、アクティビティがあった日には自ら真っ先に報告してくれます。今日はpolicemanになったとか、firemanになったとか。帰宅後それらの職業について、YouTubeで本格的な動画を検索して見たり、本で調べたり、自発的に学ぶ姿もあります。知識の入り口になるアクティビティが豊富な点も、KDIの魅力だと思います。

お母さま:学ぶことや勉強することが好きになってくれたことは、とても大きな実りです。英語が理解できることで、オンライン上の無料コンテンツも日本語だけでなく英語のものも活用できます。それらをインターネットで検索するにもひらがなや漢字で入力するよりも、アルファベットのほうが子どもにとって圧倒的に入力しやすいんです。選択肢の広がりや自発的な学びにつながりやすいという点で、この年齢で英語を身に付けられたことは息子にとっても良かったのではと思います。

--KDIでの学びをどのように生かしてほしいですか。

お父さま:KDIはさまざまなトピックスを提供してくれて、息子の興味関心を広げてくれました。おかげさまで日本語、英語ともにコミュニケーションツールとしてしっかり身に付けることができましたし、自分で検索し、情報を集める力も付いてきたので、これからは自分が「好き」と思えることを突き詰めていってほしいなと思います。

お母さま:KDIでの学びは、この年齢にしてはとても高度で深いものだったと感じています。息子が持ち帰ってくる園からのお手紙を見ても「こんなに難しいことを子どもに学ばせているの?」と驚くこともありました。でも本人が意欲的に楽しみながら学んでいるようすを見て、私自身の思い込みに気付いたんです。「子どもの学びに限界はないんだな」と。そういった学びの機会を際限なく提供し続けてくれたKDIに感謝しています。

--皆さま、本日はありがとうございました。

先日受験した英検準2級の合格証明書を手にする賀倉くんと梅澤先生

 昨今のコロナ禍を振り返ってみて、学術研究論文の量ひとつとっても日本語と英語での情報量の違いが浮き彫りになったように思う。ご自身も大学時代に留学経験があるというお父さまは、英語をツールとして活用することでの学びの広がり、そして英語を幼少期から身に付けることで学びにおけるハードルをなくしてあげたいとの強い思いを語ってくれた。

 賀倉くんの経験から、妹・りずさんは迷いなくKDIへの入園を決めたという。インタビュー中はやや緊張していた賀倉くんも、園内での撮影、特にラーニングステーションでは晴れやかな笑顔に。KDIが大好きという思いが伝わってきた。めいっぱい広がった興味関心と、学びを楽しむ姿勢で、春からの小学校生活もきっと実りあるものになるだろう。

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《編集部》

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