【大学受験2021】東大推薦入試、合格者に占める女子の割合は過去最高

 SAPIX YOZEMI GROUPによる東大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「東大研究室」は2021年5月18日、2021東大入試状況「学校推薦型選抜」を公開した。東大入試状況について、2016年度からの志願者数や合格者の推移等についてまとめている。

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2021東大入試状況「学校推薦型選抜」
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 SAPIX YOZEMI GROUPによる東大合格を目指す受験生のための総合情報サイト「東大研究室」は2021年5月18日、2021東大入試状況「学校推薦型選抜」を公開した。東大入試状況について、2016年度からの志願者数や合格者の推移等についてまとめている。

 2021年度東大入試における学校推薦型選抜(旧推薦入試)は、志願者数が267人と前年度(2020年度)の173人から大きく増加し、過去最多に。過去5年間の平均値と比較しても約50%の大幅増となっている。SAPIX YOZEMI GROUPでは、学校長が推薦できる人数が変更となり、1校から推薦可能人数が増加したことも影響したと分析している。

 志願者数の推移をみると、前年度以前は志願者数が募集人員に達していない学部・学科もあるが、2021年度はすべて志願者数が募集人員を超えており、法学部を除く学部・学科で過去最高の人数となった。2021年度は、志願者267人のうち第1次選考を通過したのは177人。全体の募集人員100人程度に対し最終合格者数は92人で、初めて90%を超える合格者数となり、工、農、薬学部以外は募集人員を満たす結果となった。

 2021年度の出身校所在地別合格者数割合は、東京が28.3%、東京を除く関東が17.4%、関東以外が54.3%となり、関東以外の合格者数が過半数を占めた。一方、2018年度以降4年連続で関東以外の志願者割合が低下しており、2021年度の合格率では、東京の40.0%に対し関東以外は33.3%とこれまででもっとも大きな差で東京を下回った。

 合格者に占める女子の割合は毎年上昇し、2021年度は過去最高の45.7%に。また、女子の合格率は3年連続で上昇しており、前年度と2021年度は男子を上回る結果となっている。
《桑田あや》

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