東京都「水素エネルギー教室」高校生対象

 東京都は、都内在住または都内在学の高校生を対象に、オンライン環境学習「高校生のための水素エネルギー教室 基礎から応用まで」を2021年11月27日と12月19日に開催する。申込みは先着順で11月19日まで。

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 東京都は、都内在住または都内在学の高校生を対象に、オンライン環境学習「高校生のための水素エネルギー教室 基礎から応用まで」を2021年11月27日と12月19日に開催する。申込みは先着順で11月19日まで。

 「高校生のための水素エネルギー教室 基礎から応用まで」は、大学や国立研究開発法人の専門家が水素エネルギーの基礎から応用まで説明するオンライン開催のイベント。高校生に水素エネルギーの有用性について知ってもらい、将来の脱炭素社会を思い描くきっかけになることを目的に開催する。

 2021年11月27日に開催の「水素エネルギーの基礎」と12月19日に開催の「水素エネルギーの応用」に分かれており、両方を受講することが基本となる。都合がつかない場合は、どちらか一方のみに申し込むことも可能。1日に2部講義を開催する。

 「水素エネルギーの基礎」では、「水素をつくる・はこぶ・つかう」と題し、東京都立大学 都市環境科学研究科 環境応用化学域教授で水素エネルギー社会構築推進研究センター センター長の宍戸哲也氏が講義を行う。水素エネルギーとは何か、なぜ水素をつかうのか、水素はどうやってつくるのか、どうやって運んだり、貯蔵したりするのか、また、どうやって利用するのか等の基礎を学ぶことができる。

 「水素エネルギーの応用」では、「水素エネルギーの今・未来」と題し、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素室長でストラテジーアーキテクトの大平英二氏が講義を行う。NEDOが建設した世界最大級の水素製造研究施設の映像を見ながら、水素エネルギーの今・未来に関する最新の動き等、水素エネルギーの応用について学ぶことができる。

 いずれの講義においても、質疑応答の時間を設けており、水素の専門家にリアルタイムで質問できるまたとない機会だ。

 全講義終了後、受講者に講義のまとめや感想等を含めたポスターの作成を依頼する(提出は任意)。優秀作品については、環境局のWebサイトにて掲載を予定している。

 イベントの詳細の確認や申込みはWebサイトにて行える。申込締切は2021年11月19日午後4時。定員は各講義50名で先着順。

◆高校生のための水素エネルギー教室 基礎から応用まで
対象:都内在住または都内在学の高校生
開催方法:Zoomを使用したオンラインでの開催
定員:各講義につき50名
締切:2021年11月19日(金)16:00
参加費:無料
申込方法:Webサイトにて申し込む
【水素エネルギーの基礎「水素をつくる・はこぶ・つかう」】
日時:
第1回/2021年11月27日(土)13:30~14:30
第2回/2021年11月27日(土)15:00~16:00
【水素エネルギーの応用「水素エネルギーの今・未来」】
日時:
第1回/2021年12月19日(日)10:00~11:00
第2回/2021年12月19日(日)13:30~14:30
※第1回、第2回は同一の内容
《鈴木あさり》

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