「家庭で子供のヒヤッとした体験がある」74.9%…生活調査

 家庭で子供が怪我をしそうになってヒヤッとした体験が「ある」とした人は74.9%に達したことが、LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーが2021年11月17日に発表した調査結果より明らかになった。

生活・健康 未就学児
家の中で子どもが怪我をしそうになってヒヤッとしたことはあるか
  • 家の中で子どもが怪我をしそうになってヒヤッとしたことはあるか
  • どのような怪我をしそうになったか
  • 子供の健康について気にかけていること・気を付けたいこと
  • 子供との関わり方についてあてはまること
  • 子育てで悩んだことはあるか
  • 最近、子育ててもっとも悩んでいる(悩んだ)こと
 家庭で子供が怪我をしそうになってヒヤッとした体験が「ある」とした人は74.9%に達したことが、LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーが2021年11月17日に発表した調査結果より明らかになった。

 LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは、子供のいる既婚者を対象に、家の中での子供のヒヤッと体験、子供の健康で気にかけていること、子供とのかかわりあい等に関しての調査結果を発表した。有効回答は1,075。

 家庭で子供が怪我をしそうになってヒヤッとした体験が「ある」とした回答者数は805人で、全体の74.9%に達した。その体験の詳細を尋ねた設問(複数回答可)では、「転倒(躓いて転ぶ等)」(62.5%)と「転落(階段や家具や窓から落ちる等)」(50.4%)が上位を占めている。回答数全体における内訳を見ると、「転倒」「転落」「衝突」の3つで55.2%と過半数を超える結果だ。

 子供の健康について気にかけていること・気を付けたいこととしては、感染症が心配される昨今の社会情勢を反映して、「手洗い、うがい」(58.0%)、「アルコール消毒」(28.5%)等が多い結果となっている。

 子供とのかかわりあいにおいては、「自由にのびのびしてほしい」(55.3%)、「習い事は子供がやりたいなら習わせたい」(65.1%)等と子供の自主性を尊重する一方で、「きちんとしつけをしたい」という回答も42.6%に達した。子育てで悩んだ経験を「ある」と回答したのは77.5%で、最近悩んだこととしては「教育・学習」(20.8%)、「食事」(15.8%)、「親子のかかわり方」(15.8%)等が上位となった。

 アイフルホームでは、「こどもにやさしいはみんなにやさしい」というスローガンのもと、すべての人に住みやすい住宅を提供することを目的に、子供目線・子供基準で考える「キッズデザイン」の家づくりを推進。2008年創設の社内シンクタンクであるキッズデザイン研究所では、社会が抱える課題を住まいで解決することを目指して、研究・開発を行っている。今回の調査は、2021年7月30日から8月16日にWeb上で実施された。調査結果については、2021年11月にリニューアル公開された、アイフルホームのキッズデザイン研究所のWebサイトでも紹介されている。
《編集部》

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